地域をテーマにしたカプセルトイが話題になる中、市川にも待望のご当地ガチャが誕生!
3 月7 日から販売が始まりました。

公開 2022/03/31(最終更新 2022/03/23)

編集部 R
「ちいき新聞」編集部所属の編集。人生の大部分は千葉県在住(時々関西)。おとなしく穏やかに見られがちだが、プロ野球シーズンは黄色、Bリーグ開催中は赤に身を包み、一年中何かしらと戦い続けている。
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カプセル自販機が置かれているのは京成八幡駅。
小巾着とキータグの2商品があり、どちらにも市川市の町名がプリントされています。
仕掛け人は市川市鬼越のデザイン事務所MIKAZUKI.Designと本八幡botさん。
企画・デザインを担当するMIKAZUKI.Designの佐藤宏昭さん・弥生さん夫妻は、2018年ごろから、二人で地元市川での仕事を手掛けています。
昨年10月、地元での活動拠点として現事務所を構えた際、「コロナ禍の今、感染リスクが低くて面白い新たな企画ができないか」と考え思い付いたのが、非対面の自販機を使ったご当地ガチャでした。
商品化に当たって佐藤さんが協力を依頼したのが、市川の師と仰ぐ「街の先生」、本八幡botさん。
ツイッターフォロワー1万4千人余り、市川市観光協会特別PR担当を拝命したインフルエンサーです。
市川まちガチャではプロモーション・コピーライティングを手掛けました。
町と人とのコミュニケーションツールに
商品はそれぞれ全6種類。
ランドマークや名物ではなく、町名をモチーフにしました。
「愛のあるいじりで市川愛をくすぐりたい」と巾着には面白コピーを添え、キータグには町名をカタカナで表記して70〜80年代のレトロポップな感じを表現しています。

カプセルに入っているミニブックには、当たった町のニッチな情報を掲載。
購入者が町に興味を持つきっかけとなるよう工夫されています。
加えて、市川まちガチャに賛同する市内店舗で使えるクーポン付き。
ミニブックに記載されている二次元コードから市川まちガチャのwebサイトに飛ぶと、協力店舗の一覧を見ることができます。
このサイトが市川の人とお店をつなぐ役割を担っています。
「市川まちガチャを通して、私たち自身も市川のことをもっと知りたい、好きになりたいと思っています。生まれも育ちも市川の人も、後から市川市民になった人も、これをきっかけに会話が生まれたり、自分の住むまちの再発見をしてもらえたら」と佐藤さん。
さらに「メジャーになった暁には、市川の面白さを外部にも発信していきたい」という夢も。
実現が待ち遠しいですね。