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【市川市】おもちゃ図書館カフェサンタ、困っている人に寄り添う活動を

駄菓子屋を開きたい青年と、障害児親子の居場所をつくりたいオーナーの思いがコラボして誕生したコミュニティカフェ「おもちゃ図書館カフェサンタ」。

昨年5月にNPO法人「みんなのサンタ」となり、地域の居場所として進化を続けています。

【市川市】おもちゃ図書館カフェサンタ
サンタの皆さん

困っている人に寄り添う活動を

カフェサンタのホームページのスケジュールには「みんなの食堂」「フードパントリー」「絵手紙」「サンタベビーシッター」などなど、多彩な活動が並びます。

「この場所でカフェを始めて、地域の一人暮らしのお年寄り、障害のある方々の居場所にもなっていることを実感しています。近隣のひとり親家庭の支援もしたい。当初より活動が広がってきました」とオーナーの西宮敬子さん。

【市川市】おもちゃ図書館カフェサンタ
味も自慢のサンタ手作りごはん

【市川市】おもちゃ図書館カフェサンタ

緊急事態宣言下には休業と短縮営業を余儀なくされましたが、みんなの食堂は継続して行い、サンタは元気を送り続けました。

そうした地域に寄り添った活動が認められ、2021年1月には全国の地方紙46社と共同通信社とで選ぶ地域再生大賞の優秀賞を受賞しました。

毎月予約制で行っているフードパントリーに訪れたシングルマザーの一人は「スタッフの方がいつ来ても温かく迎えてくれるのがうれしいです」とサンタへの感謝を語ります。

つながりを大切に 支え合う社会に

このカフェサンタが存続のピンチを迎えています。

「コロナ禍でカフェの収入が8割減。パントリーは寄付の食材で支援できますが、常設のカフェがあるからこそみんなの居場所になり、食材の寄付をいつでも受け入れられるのです」と西宮さん。

存続のため、1月末までクラウドファンディングを実施しているといいます。

新たな構想も進行中です。

「赤ちゃんからお年寄りまで、障害があっても認知症の方でも一緒に過ごせる『富山型デイサービス』を考えています」。

西宮さんの情熱は周囲に広がり、広報をはじめ若いパワーで協力してくれる千葉商科大学の学生・卒業生から料理の得意な94歳のおばあちゃんまで、思いを共有する仲間50人以上がサンタを支えます。

【市川市】おもちゃ図書館カフェサンタ
必要な人に届くようにパントリーの準備

「誰もが少しずつ自分のできることで社会とつながって生きる。ALSで闘病中の駄菓子屋の店長『なかじ』の思いもつなげていきたい」。

【市川市】おもちゃ図書館カフェサンタ
子ども心をくすぐる駄菓子屋

心優しいサンタの挑戦は続きます。(取材・執筆/森川)

おもちゃ図書館カフェサンタ
住所/千葉県市川市市川3-27-23
電話/ 047-322-0350
HP/https://toycafe-santa.jimdofree.com/

この記事を書いた人

ちいき新聞ライター

地域に密着してフリーペーパー「ちいき新聞」紙面の記事を取材・執筆しています。

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