約1年半の改修工事を経て4月から開館する市川市文化会館(大和田1-1-5)で4月3日(日)、リニューアルオープンフェスティバルが行われます。

出演者は、市川市ゆかりのアーティストたちです。

市川文化会館リニューアル記念フェスティバル
特別演奏を披露するアーティスト。左から大城貴幸、宮地亜論、山本航司の3氏

公開 2022/03/29(最終更新 2023/02/17)

まる

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長野県出身、市川市在住。ウクレレと猫をこよなく愛しています。男子2児の母。ライターの仕事を通して知らない世界をのぞくことができる毎日を楽しんでいます。 

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多彩な演目が無料で楽しめる!

このたびのリニューアルでは、建築基準法改正に伴い一部のつり天井などの大規模改修の他、ホール座席の改修、トイレやベビールームの増設、多彩な使い方のできるラウンジの設置などが行われました。

チラシ
リニューアルオープンを告げるちらし

新しくなったホールの市民へのお披露目となる同イベントは、2部制。

午前10時からは小ホールで「いちかわアーティストバンクの部」を実施します。

「いちかわアーティストバンク」とは、文化芸術表現を行う個人や団体をまとめた登録一覧で、市内で活躍するアーティストの拡充を目的に市川市文化振興財団が立ち上げました。

当日は、邦楽、クラシック、洋楽などさまざまなジャンルの演奏を行う9組が出演します。

いちかわアーティストバンクについてはこちら

市川発の若き才能に直接触れるチャンス

市川市文化会館
開館を待つ市川市文化会館

午後2時からは会場を大ホールに移し、「一般の部」が開催されます。

出演者は昨年12月から行われた募集に応募し、応募総数100組の中から選ばれた一般参加者。

迫力のあるダンスやアンサンブル演奏、趣向の異なるパントマイム・マジックなど、バラエティーに富んだ内容です。

特別演奏として、第34回新人演奏家コンクール邦楽器部門最優秀賞受賞者、大城貴幸(三線/琉球古典音楽)、第5回即興オーディション最優秀賞受賞の宮地亜論(ピアノ)、同優秀賞受賞の山本航司(サクソフォン)の3氏の演奏も予定されています。

新人演奏家コンクールも即興オーディションも、才能ある若い音楽家の発掘と育成を目指して市川市文化振興財団が毎年開催しているもの。

今回はこれら実力者の生演奏を聴くことのできる貴重な機会です。

週末はぜひ新しくなった文化会館に足を運んでみてはいかがでしょうか。

いちかわアーティストバンクの部
(1)和太鼓「日本太鼓 猛~TAKERU~」
(2)民謡・津軽三味線「やまん」
(3)クラリネットアンサンブル「クラ友いちかわ」
(4)バイオリン&ピアノデュオ 「稲岡里美・栗田唯未」
(5)音楽付き朗読劇「めぐことの歌うおはなしや」
(6)ウクレレデュオ「Ukulele M’s」
(7)ギターソロ「仲内拓磨」
(8)ポップスバンド「magatama」
(9)ゴスペル合唱「C.COLORS」
午前10時開演、小ホールにて。 入場無料、要申し込み
※申し込みは電子チケットサービスからか下記問い合わせへ
※定員(400人)になり次第受付終了
一般の部
公募の団体9組と特別演奏者3人が出演
午後2時開演、大ホールにて。入場無料、 申し込み不要
※いずれの部も未就学児入場可、車での来場は不可
※来場の際はマスク着用のこと
問い合わせ 047-379-5111 (公財)市川市文化振興財団
住所/市川市大和田1-1-5