5月14日(土)、取手市の常総ふれあい道路沿いにあるコミュニティショップ「ひだまり」で、地域でリユースに取り組もうとフリーマーケットが開かれます。
公開 2022/05/02(最終更新 2022/05/02)

閑(ひ ま)
編集&記者。佐倉市在住。閑と書いてひまです。休日は引きこもりの完全インドア派ですがロッキンは毎年全通します。運動は歩くのが限界です。★Twitter★@chiiki_hima
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2020年11月に初開催し、今回4回目を迎えるひだまりフリーマーケット。
ごみの減量やリユースが広まればとの願いから、「ひだまり」を運営するボランティア団体が主催。
出店枠はすでに満杯となり、地域の家庭から提供されるリユース品やリサイクル品、ハンドメイドの作品が並びます。
他にも、気仙沼の笹かまぼこ・フカヒレスープ、大阪の押し寿司なども手に入ります。

併設の「カフェひだまり」ではパフォーマンスも予定。
午前は、取手市民音楽祭や公民館まつりで活躍する大正琴グループ「紫紅あざみの会」が童謡、歌謡曲、クラシックなどさまざまな音楽を披露。
午後はアコーディオン奏者の藤井めぐみさんの演奏。
全日本アコーディオンコンテストでの受賞歴を持つプレーヤーの演奏が聞ける貴重な機会です。
演奏会には入場制限があるので、興味がある人は当日にまずは入場券を手に入れるのがお勧め。
地域の困り事のため住民自ら立ち上がる
コミュニティショップ「ひだまり」は取手市西2丁目の住宅団地「取手中央タウン」の中にあります。
1972年に新興住宅地として団地が誕生した際は活気にあふれていましたが、次第に高齢化。
10年ほど前にスーパーが撤退し、2年前には近所にあったコンビニも閉店。
さらにコロナ禍もあり、住民から買い物が不便だとの声が上がっていました。
そこで2020年に、団地住民の有志でボランティアグループを発足し「ひだまり」を開店させました。
空き店舗を活用することで市の家賃補助制度を利用し、テーブルなどの設備は不要品の寄付を受け、食料品、日用品の他、市内の店から仕入れた弁当などを取りそろえます。
地域住民が気軽に集まり交流できればと併設した、喫茶スペース「カフェひだまり」では、コーヒー1杯1100円で持ち込みは自由。
運営に携わり出店者でもある牧野靖さんは「フリマを通じて地域の方々との出会いと会話を楽しみたい」と話します。
日時/5月14日(土)午前10時~午後3時※雨天の場合21日(土)に順延
場所/ひだまり店舗前
住所/茨城県取手市西2-2-3 堀越ビル1階
料金/入場無料
パフォーマンス/午前11時~大正琴「紫紅あざみの会」
午後2時~アコーディオン・藤井めぐみさん
※いずれも当日受け付けで先着20人の入場券を配布
問い合わせ/0297-79-5520
コミュニティショップ「ひだまり」