NPO法人子どもネット八千代主催のアートスタート事業「親子で楽しむライブステージ」は、毎回満員御礼の人気ぶり。

今回は8年ぶりに「和の伝統芸能」が登場!

民族歌舞団荒馬座「ぴーひゃらどん」
「太鼓たたきたい人寄っといで!」。子どもたちも楽しそう!

公開 2022/06/06(最終更新 2022/06/09)

ちいき新聞ライター

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3世代で楽しむアートスタート

アートスタートとは、乳幼児がプロの芸術に触れる機会を提供する活動支援のこと。

NPO法人子どもネット八千代でも定期的にプロの芸術家を招いた「親子で楽しむライブステージ」を開催しています。

昨年12月、大盛況のうちに幕を閉じた「0・1・2歳児親子のためのクラシックコンサート」では、親子のみならず父母を含めた3世代で参加した家族も。

1歳の娘と自分の母との3人で参加したという三河さんは「近場で移動の心配もなく、主催の方々が子どもたちを温かく迎え入れてくださり、安心して楽しむことができました。子どもはリズムに合わせて喜んでいましたし、おばあちゃんはボーカリストに魅了され、後日ライブにも行ってきたようです」と振り返ります。

一緒にはやそう!一緒にうたおう!

三河さん家族も楽しみにしているという今回の公演は、2014年以来となる8年ぶりの和の芸能。

全国各地の民族芸能を伝承している民族歌舞団荒馬座を招き、0〜3歳親子向けにアレンジした「ぴーひゃらどん」を8月7日(日)に勝田台文化センターで開催します。

当日は日本の北から南まで、北海道のアイヌの歌と踊りや沖縄のわらべ唄など、民族衣装で楽器を奏で伝統的な踊りを舞います。

四季を感じる童謡を含め、テンポの良い曲を一緒にはやし、一緒に踊り、時間は子どもに合わせた35分。

民族歌舞団荒馬座「ぴーひゃらどん」
民族歌舞団荒馬座
民族歌舞団荒馬座「ぴーひゃらどん」
民族芸能の中には生活の喜怒哀楽が込められている

その後はお待ちかねの太鼓体験。

見慣れない大きな太鼓に触れ、和の音色を楽しみます。

民族歌舞団荒馬座「ぴーひゃらどん」
大きい和太鼓、すっかりお気に入り!

8年前に参加した赤﨑さん親子は「当時の貴重な経験を、一緒に写真を見て振り返るのも楽しい時間です。改めて『大きくなったなぁ』とうれしい実感もあります」と語ります。

同イベントの担当を務める大越さんも「今しかできない親子の触れ合いを楽しんでほしいですね」と話します。

ホールに響き渡る太鼓や笛…さぁ、楽しいお祭りのはじまりです! (取材・執筆/しゃん)

民族歌舞団荒馬座「ぴーひゃらどん」
日時/8月7日(日)午前10時開場、午前10時30分開演 ※公演35分・体験15分
会場/勝田台文化センター
住所/千葉県八千代市勝田台2-5-1
定員/0~3歳児親子30組60人
料金/大人2,000円(大人2人目1,000円)子ども無料
問い合わせ申し込み/NPO法人子どもネット八千代
TEL/047-486-4699(平日午前10時~午後4時、祝日の場合は休み)
HP/http://konet.ciao.jp/