仮面ライダー50周年記念作品で、悪魔と契約して変身する「仮面ライダーリバイス」。
クライマックス間近なTVシリーズ(テレビ朝日系)に加え、まもなく映画も公開!
主人公の五十嵐 一輝(いがらし いっき)・仮面ライダーリバイスを演じる前田拳太郎さんに話を伺いました。
Photo:堀 智昭
公開 2022/07/13(最終更新 2022/07/22)

子どもたちに夢を届けるヒーロー! 前田拳太郎さんインタビュー

―仮面ライダーを演じていて、楽しさ・やりがいを感じるのはどんな時ですか。逆に難しさを感じる時は
子どもたちが喜んでくれるのがうれしいです。イベントやロケ先で手を振って応援してもらえると、やってよかったなと思います。難しいのは、子どもにも分かりやすいお芝居をしないといけない半面、ドラマのある作品なので、そのバランスですね。撮影現場ではグリーンバックでお芝居をすることもあるので、相手がいると思って自分の想像で演じなくてはいけないのも難しいです。
―一輝と自分とで共感できるところ、違うと感じるところは
家族が大好きなところが同じです。自分も妹がいるので、きょうだいの関係性も共感できます。違うのは、一輝は積極的に人に関わっていくタイプ。自分はグイグイいけないので、すごいなと。でも自分と違うキャラを演じるのは楽しいです。前田拳太郎は「~だぜ」とか言えないですもん(笑)。
―獨協大学在学中に仮面ライダーの撮影が始まり、両立は大変だったのでは
コロナ禍で対面授業が少なかったとはいえ、課題が大変でした。撮影が終わって家に帰ってパソコンで課題を提出して寝る…。撮影は早朝なので、時計とスマホで10個くらいアラームかけて…。結局マネージャーさんからの電話で起きたり(笑)。
―忙しい毎日を送る中で、気を付けていること、心がけていることは
はじめは結構食事に気を使っていたのですが、最近は逆にストレスをためないように、好きな焼き肉やラーメンを食べています。量も食べるほうだと思います(笑)。変身後の仮面ライダーを演じるスーツアクターさんとも、一緒にサウナに行ったりしてリラックスしています。スーツアクターさんは一緒に戦っている戦友のような存在。すごく仲がいいんです。
―今後の目標や夢を教えてください
漫画やアニメが好きで、実写化されるなら仮面ライダーでのアクションの経験が生かせると思うので、やってみたいです。制服姿の学生役とかギリギリかもしれませんが、今の年齢でしかできない役にも今のうちに挑戦したい。コロナ自粛から始めたギターとピアノも、しっかり練習できたら役の幅が広がるかな。
―7月22日(金)から公開される「劇場版 仮面ライダーリバイス バトルファミリア」の見どころは
作品のテーマでもある家族愛です。悪魔との関係、他の悪魔が出てくるかも!? アクションにも注目を。ハイジャックだとか、劇場版ならではのスケールの大きさ、迫力のある作品に仕上がっていますので、ぜひ映画館のスクリーンで見てほしいです。客席の歓声が楽しみです。
―読者にメッセージをお願いします
僕はヒーローに憧れてこの業界に入ったので、「現役ヒーロー」として子どもたちに最後までしっかり夢を届けていきたいです。劇場版は1年間の集大成。キャストたちの成長した姿を見てください。そして、これからも応援よろしくお願いします!

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