市川駅南口図書館えきなんギャラリーで、市川の有名インスタグラマー・Shun Shiraiさんの写真展を開催中です。

「真間川流域〜市川の四季・彩り」 

公開 2022/07/17(最終更新 2022/07/15)

編集部 R

編集部 R

「ちいき新聞」編集部所属の編集。人生の大部分は千葉県在住(時々関西)。おとなしく穏やかに見られがちだが、プロ野球シーズンは黄色、Bリーグ開催中は赤に身を包み、一年中何かしらと戦い続けている。

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街の表情を映し出す真間川流域の風景

テーマは真間川流域の四季と歴史・文化。

企画した同図書館の宮野源太郎館長は「市内でも比較的図書館に近い真間、国府台地域を中心に、流域の四季折々の魅力が伝わる作品を集めました」と話します。

市川各地の風景を写真に収めてきたShiraiさんに、モチーフとしての真間川流域の特徴を聞くと、「江戸川に比べ生活が身近でコンパクトな川なので、風景として四季折々の街の息吹を取り込みやすい」とのこと。

「流域が変化に富み、その場所らしさを表現しやすいので、見る人が見ればすぐに撮影ポイントが分かるかもしれません」と話してくれました。

真間川流域の風景
「雨の真間川灯籠流し」

説明や地図も併せ流域の歴史文化を体感

展示枚数は、これまでのShiraiさんの個展の最高枚数を更新する全50枚。

特に思い入れの深い一枚をご本人に尋ねると、「『暮れゆく石段と大門通り』(真間山弘法寺)でしょうか。江戸時代には歌川広重もほぼ同じアングルで浮世絵を描いています。今回のテーマ『真間川流域の歴史と文化』を象徴している風景ですね」と語りました。

「暮れゆく石段と大門通り」(真間山弘法寺)
「暮れゆく石段と大門通り」(真間山弘法寺)

見た後、実際に真間川沿いや流域を散歩すれば、歴史や文化が息づく市川の街を肌で感じられる、そんな企画展です。 

期間/7月28日(木)まで ※19日・25日は休館
時間/火~金…午前9時半~午後9時(土日祝は午後6時まで)
会場/市川駅南口図書館えきなんギャラリー
住所/千葉県市川市市川南1-10-1

問い合わせ
TEL/047-325-6241
同図書館