詩人のマーサ・ナカムラさんは1990年松伏町生まれ。
早稲田大学在学中より詩作を始め、2016年に第54回現代詩手帖賞を受賞。
17年に第一詩集『狸の匣(たぬきのはこ)』を刊行、翌18年に第23回中原中也賞を受賞。
20年に刊行の第二詩集『雨をよぶ灯台』で、第28回萩原朔太郎賞を史上最年少で受賞しました。
新進気鋭の女流詩人です。
公開 2022/08/16(最終更新 2022/08/15)

桶川駅西口のさいたま文学館で開催中
その受賞作『雨をよぶ灯台』を軸に、過去から現在に至るまでの足跡をたどり、マーサさんの「〝異界〟を生む能力」の秘密に迫る展覧会が、桶川市のさいたま文学館で開催中。
「萩原朔太郎記念・水と緑と詩のまち前橋文学館」で21年に開催の巡回展です。
8月20日(土)には、本人が講師を務めるワークショップもあります(※定員に達したため、募集終了)。
詳細は同館のホームページで確認を。
松伏町中央公民館の図書室にコーナーも
出身地である、松伏町中央公民館(ゆめみ野東3の14の6)の図書室の特設コーナーでは、マーサさんの詩集やサインが展示されています。

また松伏町ホームページでは、マーサさんに松伏町の思い出などを聞いたインタビューを掲載中。
「心安らぐ故郷があるから、どんな場所に行っても頑張れる」と話しています。
図書室に関する問い合わせは、松伏町中央公民館(電話048-992-1321)へ。
巡回展「〝もっと〟変な話をしたい。―異界への招待 マーサ・ナカムラ展」
会期/8月28日(日)まで開催中
場所/さいたま文学館
住所/埼玉県桶川市若宮1-5-9
開館/午前10時~午後5時30分(受け付け午後5時まで)※月曜、8月23日(火)休館
料金/一般210円、高校・大学生100円、中学生以下無料、他
※問い合わせ
さいたま文学館
TEL/048-789-1515
HP/http://www.saitama-bungakukan.org/
松伏町ホームページ
http://www.town.matsubushi.lg.jp/www/contents/1656486487050/index.html