9月に行われたボクシングのジュニアチャンピオンズリーグ全国大会(以下、JCL)において、千葉県の小・中学生が日本一のチャンプに!
キッズたちのボクシングに懸ける思いを取材しました。

公開 2022/10/03(最終更新 2023/09/01)

JCLで結果を出したキッズボクサー
日本プロボクシング協会がジュニア世代の強化を目的として開催しているJCLは、小中学生のボクシング日本一を決める頂上決戦です。
八千代市の三谷大和スポーツジムからは5人が参戦し、小山樹生君・野尻來斗君が見事日本一に!
U15男子40kg級で優勝した小山君は小1の時からジムに通っています。
「日本一の瞬間には、思わず叫びました」とハキハキと爽やかに話す小山君。
「練習では、会長とスパーリングトレーナーの指示をメインにこなし、基本のステップを大切にしています」

「優勝した瞬間はただただうれしくて」そう話すのは、U12男子40kg級で優勝した野尻君。
船橋市から八千代台のジムに通い、シャドーでは戦略や自分のやりたいことを鏡で見ながら考えます。
「試合が終わって、会長やマネージャー、トレーナー、ジムの仲間や親に感謝する気持ちが湧いてきました」

「本当に強くなる」とは?
ジム会長の三谷(みたに)大和(やまと)さんは早稲田大学人間科学部でスポーツや教育の心理学を学びました。
「勝つためには、学業をおろそかにしないこと、日常やリングで礼儀を重んじルールを守ること、家族を大切にすることを教育者として指導しています」

小山君は東日本ジュニアチャンピオンズリーグで優勝の際、気持ちの良いあいさつをした人に贈られる「ベストマナー賞」を受賞。
実際ジムでは、和やかで気持ちのいいあいさつの声が飛び交っています。
三谷会長は話します。
「今後も子どもたち一人一人に目線を合わせた指導を心がけていきます」
ジムでは現在小学生が30人以上、中高校生、社会人を合わせると100人以上がトレーニングしています。
今回の二人の優勝は世界の扉への夢を広げました。(取材・執筆/鴨見流留)
※問い合わせ
TEL/047-486-2476
三谷大和スポーツジム