世界が抱える諸問題を17項目に整理し、向かい合おうというSDGs。
八千代市に、この課題に取り組むためのパワフルな組織「八千代ユネスコ協会」が誕生しました。

公開 2022/10/07(最終更新 2022/10/07)

大盛況のキックオフセレモニー
八千代ユネスコ協会は、国際平和といったユネスコ(国連教育科学文化機関)精神の普及に加え、SDGs達成に向けた地域活動や事業の連携・推進などを市民主導で目指しています。
8月6日、八千代ユネスコ協会の設立に伴い、セレモニーが開催されました。
協会会員14団体の活動パネル展示と紹介、八千代ユネスコ協会のロゴマークを決めるアンケートの実施、八千代少年少女合唱団によるSDGsにちなんだ曲の合唱など、さまざまな催しがありました。

中でも「SDGs100人会議」では3組のスピーカーによる講話を実施。
スピーカーの一人である八千代中学校3年、ペルー出身のカルデナスさおりさんは日本とペルーの違い、八千代の良いところなどを話してくれました。
他にも原爆被爆者の会による被爆体験講話、市内唯一のユネスコスクール「大和田南小学校」の取り組みの紹介、と講和は多岐にわたり、スピーカーたちには「SDGsやちよ未来アクション認定証」が授与されました。
ユネスコ協会は協働のプラットホーム
八千代ユネスコ協会を支える会長の齋藤敏夫さんは、会計事務所を構える経営者。
八千代商工会議所では「創業塾」「社長塾」など時代に応じて革新的な取り組みを重ねてきました。
「この協会は、地域の諸課題を皆で協力し合いながら解決していく場だと思います。参加団体の活動や事業を維持・継続させるため、行政や商工会議所との連携なども目指し、縦のつながりも作ります」と話してくれました。
事務局長の高山敏朗さんは、「以前より市民活動を通じて横のつながりを作ってきました。八千代ユネスコ協会は市内のさまざまな活動や社会的貢献を結ぶ横の糸、つまりプラットホームなのです」
SDGsの基盤として地域の縦横のつながりを育み、暮らしの未来を形づくる八千代ユネスコ協会。
今後の活動に目が離せません。(取材・執筆/鴨見流留)

※問い合わせ
八千代ユネスコ協会事務局
Facebook/https://www.facebook.com/yachiyounesco/
メール/yachiyo.unesco@gmail.com
TEL/090-2302-7382 高山