千葉市動物公園は千葉市中心部の近くにありながら緑に囲まれた憩いのオアシス。
1985(昭和60)年のオープン当初から絶滅危惧種の繁殖に力を入れており、2020年にはフランス・ノルウェー・チェコからチーター7頭がやって来て話題に。
公開 2022/10/09(最終更新 2022/10/07)

ボノ
横浜から千葉に移り、ちいき新聞でライターを始めました。取材は歴史物・行政関係が多め。今は卓球を週に7回、ジムで泳いだり、ピアノ教室&弾き語りのライブをやったりと、とても充実した毎日を楽しく過ごしています!
記事一覧へおととし7月に各国から来園

その後、繁殖計画は大成功。
2021年6月には「ズラヤ」から待望のベビーたちが6頭も生まれました。
チーターの出産の多くが一度に2、3頭なので担当者たちも驚いたそう。
赤ちゃんチーターを育てるのはとても難しく、6頭が無事に育つかと心配されましたが、全頭がすくすくと育ちました。
9月からは一般公開も始まり、人気者に。
今年の6月には母親が子どもたちの独り立ちを促すようになったため、子どもたちだけで暮らすようになったそうです。
多くの子孫を残すために他の園に移動
チーターたちが日本にやって来たのは、新しい血統の複数ペアを繁殖させ、世界に今や7000頭、日本に100頭ほどしかいないチーターを日本各地・世界各国に提供することが目的でした。
園では、そろそろ他の動物園に移動させる時期になったと判断、まずはメス2頭の移動が決定。
最初は一番のしっかり者「クレア」。
次はちょっと控えめな性格の「クラリス」。

「カール」と「チューマ」も現在、移動日を決める段階です。
残りの「カロリーナ」、「チャーム」も移動先を調整中。
6頭は千葉生まれなので頭文字は全部「C」になっています。

子どもたちの今後に注目が集まります。
※問い合わせ
TEL/043-252-1111
千葉市動物公園
「お別れの会」「移動先」など詳しくは公式HPを参照
HP/https://www.city.chiba.jp/zoo/
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