今年で3回目を迎えるイベント「新川だヨ!全員集合」。
コロナ禍で次々と八千代市内の主要な祭りが中止になる中、「自然」「水辺」「歴史」を次世代の心につなげたいと誕生しました。
公開 2022/10/22(最終更新 2022/10/21)

子どもが描いた絵から始まった
「もともと夏休みの宿題で子どもたちに川辺の未来を描いてもらったことが発端です。これを一つ一つ実現していったらすごいことになるんじゃないかって。そこから毎年有志が集まり、アイデアや意見を出し合いながら会議を重ね、一つ一つ手探りで組み立ててきました」そう話すのはこのイベントの主管「ミズベリング八千代」事務局の小澤宏司さん。
「ミズベリング八千代」は八千代市の中心を流れる新川付近の観光資源に着目し、「水辺の楽しさ」を模索している団体。
水上スポーツの新定番SUP(スタンドアップパドルボード)とBBQを楽しみ、東南アジアでタクシーとして使われている三輪車「トゥクトゥク」で川沿いを走るなど、奇抜で楽しい活動を展開中です。
ユニークなアトラクションが集まる
昨年の祭りでは「ミズベリング八千代」が中心となり、社会福祉協議会や青年会議所にも呼びかけ、多数のワークショップや模擬店を開催。
新川沿いの八千代広域公園とその近辺で祭りを展開し、来場者数は約1000人にも及びました。

今年も趣向を凝らし、子どもたちだけで行うフリーマーケット、フェイスペイントやタイ古式マッサージ、ヨガのブース、動物とのふれあいコーナー、スタンプラリーの抽選会で京成バラ園チケットプレゼントなども予定しています。
一方で八千代の歴史・学術・福祉を学べるブースも。
新川の治水に尽力した偉人をしのんで食べる源右衛門鍋、日大理工学部親水工学研究室の発表、社会福祉協議会のブースなどがあります。
実行委員長の中野秀昭さんは話します。
「全ての世代に届くお祭りにしたい。出店する団体の皆さんにはそれぞれの個性を遠慮なく発揮してほしい」
秋の一日、ゆったりした気分で水辺に心遊ばせてみてはいかがでしょうか?
日時/10月30日(日) 午前10時~午後4時
場所/県立八千代広域公園(八千代市村上2413)およびその周辺
雨天中止(当日午前9時にWEBページで発表)
問い合わせ
TEL/090-7198-4472 小澤
※事前予約が必要なアトラクションもあります。
申し込みはWEBページから
HP/https://yachiyo-event.com/mizube-shinkawa/