10年以上の構想を経て、今年オープンした千葉ニュータウン近くの触れ合い牧場。
大人も子どもも入場無料、ついついのんびり長居したくなる居心地の良い癒やしの場所です。
こちらの記事もおすすめ
公開 2022/10/26(最終更新 2022/10/25)

ふらりと馬に会いに 街なかの小さな牧場

exstionは今年5月に印西市大森にオープンし、現在は馬とヤギが2頭ずつ、伸び伸びと暮らしています。
千葉ニュータウンに隣接し、近くには複合施設theGreenや企業のデータセンターがありながらも、畑や里山が広がる自然豊かな場所。
入場や動物との触れ合いは無料で、近所の子どもたちや、馬たちを眺めに訪れる地域の人々で日々にぎわっています。
牧場内で見つけた驚きや発見(exclamation)と疑問や不思議(question)を大切にしてほしい、との願いを込めて、これらの単語を組み合わせた造語を牧場名にしたそうです。
代表の小林紗礼さんは「近隣の子どもたちが自分の足で気軽に遊びに来られる、公園のような牧場を目指したい」と笑顔で話してくれました。

地域密着型の触れ合い観光牧場を目指し
小林さんは馬と子どもたちをつなぐ仕事をしたいと、学生時代に動物と教育に関わる学科を専攻。
当初は動物園のスタッフを目指していましたが、研修先の牧場で多くの時間を馬と過ごすうちに、ホースセラピーなど馬の幅広い可能性に魅力を感じるように。

長野や山梨で乗馬インストラクターや馬の飼育管理を経て、exstion開業に至りました。
牧場では馬と子どもたちの触れ合いを大事にしたいと、餌やり、引き馬やお世話体験、10月からは乗馬レッスンも開始(一部有料)。
親と一緒であれば赤ちゃんでも馬に乗れます。

馬とヤギは人懐っこく、みんなの人気者。
馬にはセラピー効果があるとされており、その要素も生かしていきたいとのこと。
牧場オープン後初めての夏休みは、マルシェや馬について知る自由研究、怪談話、水遊びなどを企画・実施。
10月には18店舗が集結したイベント、「アニマルシェ」を開催予定。
今後は馬の数を増やしてさまざまな体験と発見の機会を提供し、より多くの地域の人々に牧場を知ってもらいたいと話す小林さん。
お祭りや福祉施設などとのコラボ企画などにも挑戦していきたいとのこと。
牧場の発展がますます楽しみです。 (取材・執筆/紫みゆき)
第2回 笑顔つながるアニマルシェ
日時/10月29日(土)午前10時~午後3時
場所/exstion
入場料/無料 ※雨天決行
【牧場情報】
営業時間/午前9時~午後5時(体験は午後4時30分最終受付)
住所/印西市大森52-9(駐車場、駐輪場あり)
定休日/木・日・祝日
※入場無料
問い合わせ
TEL/090-4527-3760 小林
HP/http://exstion.business.site/
こちらの記事もおすすめ