ソロキャンプ、キャンプ飯、グランピングなど、ますます人気のアウトドア・レジャー。

その醍醐味ともいえる「たき火」の魅力について、専門店に話を聞きました。

公開 2022/11/01(最終更新 2023/04/19)

編集部 信太

編集部 信太

千葉県初心者、編集部所属の取材記者です。おいしい珈琲を飲ませないとポンコツです。読み方はシンタでもノブタでもご自由に♪

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薪(まき)によって炎や香り はぜる音にも違いが

たき火

たき火の炎をぼんやり見つめることや、パチパチと薪がはぜる音にはリラックス効果があるといいます。

そして薪の質によって燃え方や炎の色、はぜる音、香りに違いがあるそうです。

埼玉県三郷市、みさと団地南商店街にある「火とアウトドア専門 iLbf(イルビフ)」では薪の量り売りをしていて、そうした違いや火の着け方を初心者にも分かりやすく教えてくれます。

クヌギとカシの薪
向かって右がクヌギで、左がカシ。クヌギは観賞用に、カシは薪ストーブにお薦め

スタッフのシロさんによると、「最近は主にカシ、クヌギ、ナラ、ケヤキ、サクラの5種類の薪を取り扱っています。ナラやケヤキはカシなどと比べて着火しやすい分、燃え尽きるのも早く、カシやクヌギは着火しにくいけれど火が長持ちします。クヌギが燃えるパチパチ音は、いかにもたき火という感じ。サクラは香りがいいので人気です。ウメやクリが少量入荷する時もあり、クリは燃える音がボボボ…と特徴的で面白いですよ」

たき火の炎を観賞したいのか、キャンプ飯を楽しみたいのか、薪ストーブで温まりたいのかなど、用途によっても選び方が変わってきます。

好みの薪を選んでたき火を楽しもう
好みの薪を選んでたき火を楽しもう

台のじか置きはNG たき火シートも必須

シロさん自身もたき火歴まだ数年で、「最初は着火に一苦労でしたが、徐々にできるようになるのがうれしくて。最近は、川のせせらぎを聞きながら、たき火と読書とコーヒーだけで過ごす日帰りキャンプを楽しんでいます。無心で過ごせてリフレッシュできます」と魅力を語ります。

「何からそろえたらいいかな」と悩んでいる初心者は、シロさんに相談してみては。

たき火

注意事項として「芝を焦がさないように、たき火台は地面にじか置きしないことと、耐熱性のたき火シートを使用して地面を守りましょう」と教えてくれました。

 

イルビフ併設のカフェTecaでは「たき火体験」(有料)ができたり、たき火NGのベランピング(ベランダで楽しむグランピング)などにお薦めのランプも充実しています。

カフェのたき火体験ではオプションでホットサンドも楽しめます(別料金)
炎の癒やし効果を毎日楽しめるランプも人気
炎の癒やし効果を毎日楽しめるランプも人気

【速報】iLbfが吉川美南に焚き火場「たきびふ」オープン!

また、火とアウトドアの専門店iLbfは、11月3日(木・祝)、日本初の都市型大規模焚火場「たきびふ」を吉川美南にオープンします。

JR武蔵野線「吉川美南駅」すぐ、12月25日(日)までの期間限定とのことです。

予約方法など詳細はインスタグラムで確認を!

※問い合わせ
iLbf(イルビフ)
TEL/048-951-4949
HP/https://ilbf.jimdo.com/