フードロス削減の取り組みの一環として、食品ロス削減無人販売機「fuubo」が船橋市役所本庁舎地下一階に設置されました。

こちらの「fuubo」は一般購入者向けとしては県内で初の導入となります。

 西水徹副市長と「fuubo」
fuuboを紹介する西水徹副市長

公開 2022/11/18(最終更新 2022/11/17)

シュンシュン

シュンシュン

1983年生まれ。文章を書くこと、絵を描くことが好き。人生の半分以上を千葉県船橋市で過ごす。ライターデビューも「ちいき新聞」。「何かとご縁があるこの土地をもっとよく知りたい!」という思いで活動中。Instagram/@shun_shun_2017

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小売価格の3~9割引きで食品が買える

フードロス(削減)ボックス「fuubo」は、賞味期限が近い、または期間限定パッケージを使用しているなどの理由で廃棄されてしまう可能性のある食品をお得に購入できる冷蔵庫付き無人販売機です。

船橋市役所本庁舎地下一階に設置された「fuubo」は、10月26日から稼働を始めました。

「消費者にとっては食品をお得に買うことができ、事業者にとっては廃棄削減になる」と船橋市役所環境部の竹中さんは話します。

小売価格の3割から9割引きで、菓子やカップラーメンやコーヒーなどの食品が購入可能。

商品は随時入れ替えられます。

fuubo(正面)
fuubo(正面)
fuubo(側面)
fuubo(側面)

専用サイトからオンラインで決済

「fuubo」はインターネットとつながっている「IoT冷蔵庫」。

商品の選択から購入までを専用サイト(https://fuubo-nofoodloss.com)で行います。

専用サイトからアカウントを作成し、購入場所および商品を選択。各種クレジットカード、二次元コード決済などの決済方法で購入後、「fuubo」本体に記載された二次元コードをスマートフォンなどのカメラで読み込んで商品を受け取ります。

「fuubo」利用イメージ
利用イメージ

現在、全国に45台ほど設置されている「fuubo」。

1台につき10種類程度の商品が入っており、商品数は140個ほど。

今後は冷凍庫も装備される可能性もあるそうです。

セキュリティー上、常時、防犯カメラが作動しています。

地産地消の役割も果たす

「地元の食品メーカーの食品も置いてあります」と竹中さん。

今回、市と協働した会社の担当者は「賞味期限が残っていても扱ってもらえなくなる商品を、安全安心に購入できることを消費者に知ってもらいたい」と話します。

地産地消につながるよう、今後も地元で作られた食材や食品の扱いは増える見込み。

誰でも身近に地産地消やフードロス削減に貢献できる「fuubo」、積極的に利用してみてはいかがでしょうか。

SDGsのロゴのカラーホイールを当てはめたデザイン
SDGsのロゴのカラーホイールを当てはめたデザイン