「市川市生活サポートセンターそら」は2015年に開設されました。
同年、厚生労働省により施行された「生活困窮者自立支援法」に基づき、社会保障制度やその他の社会資源を活用して相談者の自立を支援することが目的です。

公開 2022/11/10(最終更新 2022/11/07)
シュンシュン
1983年生まれ。文章を書くこと、絵を描くことが好き。人生の半分以上を千葉県船橋市で過ごす。ライターデビューも「ちいき新聞」。「何かとご縁があるこの土地をもっとよく知りたい!」という思いで活動中。Instagram/@shun_shun_2017
記事一覧へ相談者の困り事に寄り添う個別支援
市川市生活サポートセンターそらでは主に経済的な理由により生活に困っている市内在住者を対象に、「就労相談」「家計相談」「住宅の確保に関する支援」などを行っています。
同センター主任相談支援員の朝比奈さんは「例えば『家計相談』では、相談者と一緒にレシートなどを集めて、無理のない生活ができるように計画書を作成。その後、収入を増やしたり支出を減らす方策を検討して実行するなど、踏み込んだ個別支援を行います」と話します。
また専門の関係機関への橋渡しを行うため、「子育て相談」「介護相談」などにも幅広く対応。
合わせて月間200人ほどに支援を行っているそうです。

改善後も相談者が孤立しない関係性
就労支援員の栗原さんは「例えば軽度の障害がある相談者の一人は仕事が続かず困窮していたので、適性などを見直しながら就労支援をした結果、もう5年以上同じ仕事が続いています」と事例を紹介してくれました。
また、相談者の状態が良好になりいったん支援が終了しても、気軽に職員とコミュニケーションが取れる関係性を保っているそうです。
朝比奈さんは生活に困っている人、悩んでいる人に向けて「自分だけで抱えずに、まずは身近な誰かに相談することが第一歩」と呼び掛けています。

【問い合わせ】
※まずは電話・メールでご相談ください
TEL/047-704-0010
メール/so-ra2015soudan@mist.dti.ne.jp
【相談窓口】
住所/東大和田1-2-10 分庁舎C棟2階
時間/月~金曜日 午前9時~午後5時(祝日と年末年始を除く)
※相談料は無料