高校生が地元の企業や飲食店と協力し、スイーツやフード12品を開発。
一つ一つの品には生徒たちが考えるSDGsのメッセージが込められています。

公開 2022/11/29(最終更新 2022/11/24)

若い自由な発想で地域活性化へ
市や高校生、地元飲食店が一体となって開発する「SDGsスイーツ&フード」。
これは昨年、(一社)MIRAI KOMINKA For Schoolの発案により始まりました。
当初佐倉市で成功を収めたこの活動、今年は千葉市と船橋市にも広がり、品数も増え、盛り上がりを見せています。

開発には地域の特産品や規格外野菜などを含む地元の食材を活用。
地域活性化や食品ロス削減のきっかけとなる要素も取り入れています。
約半年かけて開発。
締切ぎりぎりまでコンセプト・味・見た目を練り上げ、生徒たち渾身の品が出来上がりました。
SDGs活動の輪を広げる生徒たち
この活動はスイーツやフードの開発、販売がゴールではありません。
活動をたくさんの人に知ってもらうため、10月には千葉ジェッツふなばしの開幕戦で販売会を実施。

そして来年3月まで開発協力店舗で販売。
さらに収益の一部を生徒が選ぶSDGsに取り組む団体・活動に寄付し、SDGs活動の輪を広げていくことが目的です。
開発に携わった佐倉東高校の永野さんと髙山さんは、「学校の調理実習で食品の無駄を気にするようになったり、家では水の無駄などを強く意識するようになりました」とのこと。
生徒たちのSDGsに対する意識付けにも一役買っているようです。
大人と子どもが同じ未来を見据えたこの活動。
SDGsを応援したい、スイーツが好き、地元を盛り上げたいという人は試してみてはいかが。(取材・執筆/和)
問い合わせ
電話番号/047-409-1551 事務局
Instagram/@miraikominka4sch
MIRAIKOMINKA For School
HP/https://www.miraikominka-forschool.com/