子育てに励むママたちが、自ら作ったマルシェ。

日頃の不安や悩みを抱え込まないようにと、毎月開催しています。

小さな子どもを持つママとパパに元気を与えてくれる場所です。

神社deままマルシェ
11月のマルシェの様子。ママだけでなくパパの姿も

公開 2022/12/10(最終更新 2022/12/09)

ちいき新聞ライター

ちいき新聞ライター

地域に密着してフリーペーパー「ちいき新聞」紙面の記事を取材・執筆しています。

記事一覧へ

毎月第3金曜に越谷香取神社で開催

小さな子ども連れでも安心して楽しめるように、また子育ての気晴らしになるようにと、「神社deままマルシェ」は平日の昼間に開催しています。

来場者の中心は0歳~3歳ごろの子どもを育てるママたち。

スタッフも子育て中の女性たちが多く、子連れで出店する人も見られます。

イベントを運営する「神社でままマルシェ実行委員会」の代表・増田具子さんは、自身が子育て中に孤立感で悩んでいた時、隣町の吉川市のマルシェを見て、「これが越谷にもあれば」と主催に乗り出しました。

神社deままマルシェ
自身も子育て奮闘中! 代表の増田具子さん(左)とスタッフの妹尾さん

気軽に立ち寄れるように屋外の開けた場所を探していると、安産や子育てに縁のある香取神社から境内を借りられることに。

初めは資金面や出店者集めなどに苦労しましたが、今では協賛企業も多数集まり、来場者は毎回400人を超えるほどに成長しました。

子育て経験を生かした会場づくり

子育て経験者の目線で考えられた会場は、ママに配慮した工夫がたくさん。

神社deままマルシェ
ベビーカー連れの来場が多いのでゆったりとした道幅を確保

ベビーカーでも通りやすい広い道幅や、授乳室にオムツ替えコーナー。

子育てサークルによる無料託児や大学生ボランティアがいるキッズスペースを利用して、羽を伸ばせるひとときも持てます。

神社deままマルシェ
神楽殿で子育てサークルによる無料託児サービスあり

ふと立ち寄れる場所にある相談コーナーでは、子育ての悩みや不安も聞いてもらえます。

40以上ある店では、子ども用の手作り小物やフォトブース、親子で楽しめるワークショップも。

キッチンカーの出店もあり、近所の人たちなど幅広い世代の来場者も楽しんでいました。

神社deままマルシェ

神社deままマルシェ
手作り品やワークショップなど約40店。子連れで出店するママもいます

増田さんが目指すのは、このマルシェが特別でなくなること。

「子育て中だからって、我慢してしまうのは悲しい。子連れのママやパパたちが、いつでもどこへでも安心して行ける場所が増えていくように、まずはこのマルシェを楽しんでほしい」

神社deままマルシェ
育児中の息抜きや情報交換、女性起業家の応援の場でもあります

毎月第3金曜開催なので、次回は12月16日。

クリスマススペシャルとして開催されます。(取材・執筆/さくらごん)

日時/毎月第3金曜午前10時~午後2時
※小雨決行・荒天中止
場所/越谷香取神社境内
住所/埼玉県越谷市大沢3-13-38 東武スカイツリーライン北越谷駅東口徒歩4分

問い合わせ
TEL/048-984-7256
神社でままマルシェ実行委員会
HP/https://mamafes.info/koshigaya/