「SODI JAPAN CUP 2022ジュニア全国大会」で優勝した高木隆成さん(中野木小学校5年)が、11月11日に船橋市の松戸徹市長を表敬訪問しました。

「SODI JAPAN CUP 2022ジュニア全国大会」レースを勝ち抜き日本一に!高木隆成さん(船橋市在住)
共通点は「車好き」。松戸徹市長とグータッチで喜びを分かち合う

公開 2022/12/14(最終更新 2023/09/01)

ちいき新聞ライター

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厳しいレースを勝ち抜き日本一に

レンタルカート国内最高峰となる同大会は、10月23日にハーバーサーキット木更津で開催。

国内各地で活躍する7〜14歳までの48選手が競い合いました。

午前中の予選で思い通りの結果が出せず、高木さんは昼食も取れないほど落ち込んでいたそう。

しかし、培った技術と経験で、午後のタイムトライアルでは決勝スタート2番手のポジションを獲得。

12台で競う決勝戦は3周目でトップに躍り出てリードを広げ、8分26.513秒で見事優勝に輝きました。

「SODI JAPAN CUP 2022ジュニア全国大会」レースを勝ち抜き日本一に!高木隆成さん(船橋市在住)
「チェッカーフラグを受けて、めっちゃうれしかった」と話す高木さん
「SODI JAPAN CUP 2022ジュニア全国大会」レースを勝ち抜き日本一に!高木隆成さん(船橋市在住)
レンタルカート全国大会で1位の表彰台に立つ高木さん

内気な少年を変えたカートとの出合い

一人で学校に行けないほどの引っ込み思案だった高木さん。

両親からいろいろ薦められ試した結果、小2の時に出合い夢中になったのがカートでした。

「今は23秒で走るコースを、60秒くらいかけて走っていました。それでも走るたびに速くなり、面白くなって続いています」とお父さんは話します。

1/1000秒を争う厳しいレースの世界。

何百回も悔し涙を流してきました。

目標達成のために必要なことを考え努力し、徐々に自信と強さを身に付けていったそうです。

「好きな教科は算数と体育。友達と話したり、遊んだりするのが楽しい」と学校での様子を話す高木さん。

一方、「来年の世界大会では最低でも3〜5位以内に入りたい。きついとは思うけど1位を目指します」とレーサーの顔で目標を語ってくれました。

世界に羽ばたく高木さんの今後の活躍も注目です。(取材・執筆/ゆき)