大切な人へ贈りたい、一緒に食べたいバレンタインチョコレート。
埼玉県東部地区、こだわりショップのいち押しチョコを紹介します。
公開 2023/01/25(最終更新 2023/12/26)

目次
【草加】みんなでシェアしたい!平塚製菓工場直売の本格・お得なバラエティーチョコ

創業121年、3代続く平塚製菓は、チョコレートを中心にウエハースや焼き菓子などの開発・生産を行うお菓子のOEM企業です。
OEMとは、他社ブランドの製品を生産や委託加工する企業のこと。
数多くの依頼主からのリクエストに応えて、幅広いラインナップの商品を製造することができる、確かな開発力と品質力、対応力が強みです。
「コンビニからデパ地下のブランドショップまで、あらゆるチョコレート菓子を作っています」と特販係の秋元良祐さん。
2013年に新しく草加東工場を建設。敷地内に小さなファクトリーショップが誕生しました。
期間限定スイーツや訳ありのアウトレット品、お得な詰め合わせ、専用のショッピングバッグも付いたギフト品まで、ここでしか買えないお菓子が50~60種類そろいます。
定番で一番人気なのが、こちらの「ミックスチョコ」。
チョコレートウエハース、無垢チョコなど5種類がミックスされて、なんと430g入りでお値段594円!
ところでチョコレート製品は、生地の使用量などによってチョコレート、チョコレート菓子、準チョコレート、準チョコレート菓子に分けられます。
平塚製菓のチョコレートは豊かな香りと濃厚なコク、満足感が違うとチョコレートファンに定評があります。

2023年バレンタイン商品(数量限定)が2種類登場!
ファクトリーショップでは、2023年のバレンタイン商品を2種類販売中です。

ハート形のチョコレートがたっぷりずっしり650gも入った「VDハートチョコ」は1,080円。小分けのラッピングバッグなどに詰め直せば、義理チョコや友チョコにもぴったりです。

もう1つは、同じくハートチョコと、チョコレートウエハース、ラムボール、パフチョコホワイトの4種がミックスされた「VDミニミックス」432円。ミニといっても、こちらもたっぷり250g入り!
いずれも数量限定生産につき、なくなり次第終了。早めの来店がお勧めです。
平塚製菓ファクトリーショップは千葉県にも!
2021年1月には、平塚製菓の香取工場内にもファクトリーショップがオープンしました。
千葉県でお近くの方は、こちらに足を運んでみては。
平塚製菓のもう一つの顔 TOKYO CACAOとは
TOKYO CACAOは、その名の通り東京産のカカオ。
東京都は小笠原母島で土壌作りからカカオの木を育て、実を収穫し、発酵から製品化までを草加工場で一貫して手掛ける、平塚製菓のオリジナルブランドです。
唯一無二、サプライズともいうべきその味は、「よく『尖がった味』と言われます」と特販係の星野和恵さん。
ほんの一かけら口にするだけで十分。フルーティーで超濃厚。チョコレートがカカオという果実から作られていることにあらためて気付かされる逸品です。
TOKYO CACAOは毎年冬から初夏にかけて、数量限定で販売されます。現在2022版をオンラインショップ、または草加工場、香取工場のファクトリーショップで購入できます。

TOKYO CACAOの特設サイトはこちら
平塚製菓株式会社ファクトリーショップ
【草加工場】
住所/埼玉県草加市八幡町628 平塚製菓草加工場内
営業時間/9:30~16:30
定休日/日曜・祝日 ※2/11(土・祝)は営業
電話/070-2196-2011
Instagram/@hiratsuka_seika
【香取工場】
住所/千葉県香取市小見川2097-1 平塚製菓香取工場内
営業時間/9:30~16:30
定休日/なし(GW、夏季、年末年始に休業日あり)
電話/070-2466-2954
Instagram/@hiratsuka_seika2
【越谷】ホットチョコレートとハーブティーの専門店あんず屋でほっこりバレンタイン
東武スカイツリーライン「せんげん台駅」西口、駅を背にしてくすのき通りをまっすぐ進んだビルの2階にある「あんず屋」は、ハーブティーとホットチョコレートの小さなカフェ。2018年にオープンしました。
ノンアルコール・ノンカフェインのお店なので、コーヒーや紅茶は置いていません。
「ハーブティーってヨーロッパではあんなに愛されているんだからおいしくないはずはないのに、日本でいまいち馴染まない、人気がないのはどうしてなんだろうと思っていて…。おいしくて、効果・効能が発揮できるハーブの種類とその配合、淹れるお湯の温度など研究を重ねました」と、オーナーの松永則昭さん。
そして「ホットチョコレートと聞くと子ども向けの甘い飲み物と思われがちですが、『大人が楽しめるホットチョコレート』を作りたくて」と、こちらも研究を重ねたこだわりのレシピで5種類(ビター、スウィート、ホワイト、ソルテッドキャラメル、エキストラビター)を用意しています。

ホットチョコレートは大きめのマグカップで提供されます。
1杯に使うチョコレートは50~55g、板チョコ1枚分に相当します。それでもくどさを感じずにおいしく味わえる秘密は、「牛乳が違うんですよ」と松永さん。
松永さんがほれ込み、特別に取り寄せているのがこの函館牛乳です。「自然な甘さ、すっきりとしたおいしさ。おいしいホットチョコレートにはこれが欠かせません」

バレンタインキャンペーンとして、2月6日(月)~2月14日(火)の期間限定で、ホットチョコレートにマシュマロをサービスと、ホットチョコレート(ホワイト)にイチゴ味を加えた「イチゴホワイト」味が登場します。
この機会に、ぜひ足を運んでみては。
チョコレートの香りのハーブティー「カカオシェル」
ところで、「ハーブティーにもチョコレート味のものはありますか?」と松永さんに尋ねてみたところ、「ありますよ」と即答!
それがこの「カカオシェル」です。

カカオシェルはその名の通りカカオ豆の外皮です。今までは捨てられていた部分とのこと。
この外皮を使ったハーブティーはヨーロッパで5~6年前に誕生したばかりで、日本で扱っているお店はまだ少ないそうです。

ポットからカップに注ぐと、ふわっと立ち上る湯気の中にチョコレート(カカオ)の香り。
味はすっきりとしてごくごくと飲みやすいおいしさで、喉を通り抜けたところでまたチョコレートの香り…癖になりそうな味わいです。
なんといっても外皮にはカカオポリフェノールがたっぷり含まれているので、抗酸化作用、アンチエイジング、美肌効果などが期待されるのもうれしいところ。
ご自宅でたっぷり楽しみたい人には、茶葉も販売しています。
「カカオシェル」は50g1,000円。おいしい淹れ方が分かるペーパーももらえます。
お店ではハーブティー教室も開講中。「ハーブティーをおいしく入れるには、お湯の温度が肝です。温度が低いとえぐみが出ます」と松永さん。
現在、お店で扱うハーブは90種類ほど。
花粉症や目の疲れ、冷えなどさまざまな悩みの解消に効果が期待できる、松永さんのおすすめブレンドが好評です。
これ以外にも、味の好みや悩みに応じてオリジナルのブレンドも作ってくれるので、気になることがあれば相談してみては。
HerbTea & HotChocolate あんず屋
住所/埼玉県越谷市千間台西3-1-17 2階
営業時間/10:00~20:00
休日/日・水曜
電話/048-961-8502
HP/https://anzu-ya.amebaownd.com/
Twitter/https://twitter.com/anzuya3430041
Instagram/https://www.instagram.com/anzu_ya/
【春日部】干し柿×チョコレート!南桜井駅前の洋菓子の店ダルトワの「柿ちょこ」とは!?
東武アーバンパークライン「南桜井駅」北口のロータリーに面した、洋菓子の店ダルトワ。
1980年の開業時には今よりもっと北寄りの場所に店を構えていましたが、道路拡張で現在の場所に移って10年たちます。

店頭には4席のテラス席があり、好きなケーキ1個にコーヒーまたは紅茶が付いて500円で味わえます。
ケーキは店内のカットケーキどれを選んでもOK! 買い物途中に甘いものでちょっと一息できる、ワンコインカフェです。

「地域に根差したお菓子屋さんでありたい」とオーナーシェフの岩越正明さん。
地元の特産品である赤米や紫芋を使った焼き菓子や、地元の農園から仕入れる旬のフルーツを使ったタルトなど、地域密着にこだわったラインナップが特徴的。「道の駅庄和」の特産品の黒豆を使ったロールケーキもあります。
特に「庄和ふる里ぽてと」は、やさしい味わいはもちろん、名物の大凧のイラストが入って、「庄和」という昔の町の名前をそのまま残しているところも喜ばれています。帰省土産やご進物に好評です。

また、珍しいサービスとして、ケーキのデリバリーも行っています。忙しくて買いに行く時間がない、サプライズで届けたいなど、さまざまなシチュエーションで利用されています。配達エリアなど詳しくはこちら
秘密のチョコレート「柿ちょこ」とは!?
そんなダルトワに「秘密のチョコレート」と書かれたお菓子があります。
20年以上前から作っているという「柿ちょこ」です。

「柿ちょこ」は、南信州・伊那の知り合いの農家から仕入れる高級ブランド干し柿「市田柿」を丸ごと1個使って、特製ガナッシュをサンドしたダルトワのオリジナルレシピ。
市田柿のもっちりねっとりとした食感、濃厚で上品な甘みに、卵を加えてしっかりめ(硬め)に作られたチョコクリーム(ガナッシュ)のくちどけが合わさり、日本茶にもコーヒーにも、そしてお酒との相性も良い自慢の逸品です。
干し柿には食物繊維やカロテン(ビタミンA)、タンニン(ポリフェノール)が含まれているので、おいしくてヘルシーなおやつになります。
「柿ちょこ」は干し柿の入荷に合わせて作るので、例年12月~3月の冬季限定品。例年4000個ほど作るそうです。
「『今年はいつから?』と毎年楽しみにしてくれている常連さんや、知り合いに配りたいと150個まとめ買いする人もいるんですよ。ほかのお店にはない個性的なお菓子として20年以上喜ばれているので、伊那の農家さんももう高齢ですが、干し柿を作ってくれる限りは続けていきたいですね」と岩越さん。
日持ちするので地方発送も可能。3個入り、5個入りなど箱詰めも用意できます。数が必要な場合は電話で問い合わせを。
また、お店には「柿ちょこ」以外にもたくさんのチョコレートスイーツが並んでいます。

バレンタインギフトにぴったりのトリュフショコラや、電子レンジで温めると中からあったかいチョコレートがとろりと出てくる「ホットホットチョコレートケーキ」(フォンダンショコラ)、定番のフレッシュケーキにも「ショコラレンガ」や「ショコラショコラ」や「プレジデント」、また食パンにも限定「ショコラオレンジ」が並ぶ予定です。
洋菓子の店ダルトワ
住所/埼玉県春日部市米島1186-15
営業時間/9:00~19:30
休日/月曜 ※2/13(月)は営業
電話/048-746-3717
HP/https://dartois1980.com/
Instagram/https://www.instagram.com/darutowa/