松戸市にゆかりがあり、アマチュアで長く活躍する3人の落語家が松戸素人演芸会を結成。
4月23日(日)に、男女共同参画センターゆうまつどで寄席を開催します。
公開 2023/04/18(最終更新 2023/04/15)

閑(ひ ま)
編集&記者。佐倉市在住。閑と書いてひまです。休日は引きこもりの完全インドア派ですがロッキンは毎年全通します。運動は歩くのが限界です。★Twitter★@chiiki_hima
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松戸素人演芸会は、ゆうちゃらさん、万年堂(まんねんどう)きさ馬(ま)さん、料亭彦柳(りょうていひこりゅう)さんの3人が、それぞれ松戸市出身だったり在住だったりと市と関わりが深いことから始まりました。
同会結成の前から、個人でアマチュアの寄席に出演する他、高齢者施設への慰問などのボランティア活動などを通して緩やかに交流があった3人。
コロナ禍でこれまでの活動拠点だった東京で思うように活動できなくなったことが転機だったといいます。
ゆうちゃらさんは、「コロナ禍で今までの活動を振り返って、松戸市で活動し始めるのも良い機会なんじゃないかと思いました」と話します。

何亭浅素(なんていせんす)の名で落語家としても活動するゆうちゃらさんは、今回の寄席ではスライド漫談を披露。
料亭彦柳さんは素人ながらも高校での部活動から落語を始め、約50年の経験を持つ確かな実力の持ち主です。

万年堂きさ馬さんも同様に、大学の研究会から落語を続け、近頃は独特な着眼点の新作落語を演じて好評を博しています。

落語を知らない人も大歓迎
旗揚げ公演となるこの日には、ゲストとして福姫さんと御門家(みかどや)菊之介さんが出演。
「それぞれの演目は古典落語だけでなくオリジナリティーあふれる、バラエティー豊かな寄席となると思います」とゆうちゃらさん。
これまで落語を見に行ったことがない人も気軽に楽しめそうです。
気負わず、砕けた気持ちで見に来てほしいとの思いから、寄席の名前も、ファーストフード店の名に掛けて名づけられました。
「キャッチコピーとして『恥なことやるまつどなるど』を考えたんですが、どうですかね」と笑うゆうちゃらさん。
「とにかく、来てくれた人に笑ってほしい。まだコロナ禍が過ぎ去ったわけではないけど、少しでも日常を忘れて大きな声を出して笑える場にしたい。そして、落語が松戸にもっと広まったらうれしいです」
第一回まつどなるど寄席
日時/4月23日(日)午後2時開演(午後1時30分開場)
場所/男女共同参画センター ゆうまつど 4階ホール
住所/千葉県松戸市本町14-10
料金/無料
問い合わせ
電話番号/090-3813-3385 飯島
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