千葉市は、毎年ごみ削減を推進している町内会自治会などを表彰しています。
令和4年度は、団体部門5団体と個人部門3人が表彰されました。
公開 2023/05/22(最終更新 2023/05/16)

ボノ
横浜から千葉に移り、ちいき新聞でライターを始めました。取材は歴史物・行政関係が多め。今は卓球を週に7回、ジムで泳いだり、ピアノ教室&弾き語りのライブをやったりと、とても充実した毎日を楽しく過ごしています!
記事一覧へごみ削減に積極的に取り組む人たち
表彰の要綱は「ごみステーションの美化」「ごみ分別・排出方法の周知」「ごみ減量・再資源化に向けた顕著な取り組み」など。
表彰された団体の一つが「若葉土の会」の皆さん。

千葉市のごみは以前と比べ減りましたが、現在、家庭ごみの約30%が生ごみです。
ごみとして出されるとほとんどが焼却処分となり、経費がかかり環境も汚染します。
「若葉土の会」がごみとして出される「生ごみ」を減らし、また活用したいと活動を始めたのは2004年から。
大宮台を中心に、家庭の生ごみを密閉容器(市から補助があり、安く購入できる)に入れ、EMボカシを混ぜてたい肥を作り、家庭菜園の肥料として再利用しています。

毎年5月と9月には農家から手に入れた米ぬかともみ殻でEMボカシ作り、8月に学習会、11月に楽しい収穫祭も行っています。
環境のため、子どもたちの未来のために
昨年からは「ちばSDGsパートナー」として県に登録し、行政・地域のさまざまな団体や学校などと連携して持続可能な社会づくりを目指しています。
会では「ごみを減らすことも大事ですが、自分たちが作った生ごみたい肥を使って、安全安心でおいしい野菜を食べるのはとてもうれしいことです。皆さんの会へのご参加をお待ちしています」と呼び掛けています。
ささやかな取り組みでも効果は絶大、そんな住民パワーを広げたいものです。
※問い合わせ
電話番号/043-262-9796
事務局 金子