卵のおいしさ際立つプリンは大人も子どもも好きな人が多い人気のおやつ。
テイクアウトして自宅で楽しめる各店自慢のプリンを集めました。
目次
こだわりいっぱいの小瓶プリン
新風堂本店「贅沢プリンKINUNOWA」(市原市)
お酒と食のセレクトショップ「新風堂」が立ち上げたスイーツ部門「KINUNOWA工房」。チーズケーキを筆頭にオリジナルのスイーツを展開しています。
本店内の工房でパティシエの手によって丁寧に作られるスイーツの生地は、なめらかでつややか。まるで「絹の輪」のようだということから、「KINUNOWA」というブランド名が誕生しました。
そんな「KINUNOWA工房」から、東京オリンピックの招致をきっかけに誕生したのが「房総贅沢プリンKINUNOWA 5色のプリンセット」です。
当時は五輪をモチーフに5種類のプリンが考案されました。

現在では、「プレーン(419円)」、「千葉ブルー(448円)」「コーヒー(429円)」「イチゴ(480円)」「メロン(496円)」の定番に加えて、週末限定の「ティラミス(486円)」、冬はみかん、夏はマンゴーなど季節商品を用意しています。
「KINUNOWA工房」で大切にしているのは、千葉県産や国産など産地にこだわる素材選び。
プリンには、袖ケ浦市・北川鶏園の「ぷりんセス・エッグ」を使用。若鶏が産んだ新鮮な卵で、弾力がありしっかりとした味わいが特徴です。
「贅沢プリンKINUNOWA」はクリームのようなとろとろの食感が魅力ですが、その秘密は卵の黄身のみを使用すること。材料は他に千葉県産牛乳、生クリーム、砂糖のみととてもシンプルなので卵のおいしさが存分に楽しめます。

「イチゴ」や「メロン」はフレッシュな果肉入りのジュレを、「コーヒー」は自家焙煎したコーヒー豆から作られるコーヒージュレを組み合わせています。
青いカラーが目を引く「千葉ブルー」にはバタフライピーというハーブを使用。レモンのようなほどよい酸味とアクセントに少量加えた塩によって、さわやかな仕上がりに。

こちらの「ティラミス」は、プリンにコーヒーゼリーとマスカルポーネクリームでどこか「地層」を思わせるビジュアル。地元市原の名物としても注目度が上昇中です!

どの品もとてもデリケートなので、オンラインでも関東地方のみの発送としているとのこと。
新風堂本店の他、館山自動車道の市原サービスエリア、「アリオ市原」(市原市)、「tassoの森」(袖ケ浦市)、「鍋屋源右衛門」(成田市)などでも購入できます。
小瓶の中に千葉のおいしさがぎゅっと詰まったまさに「贅沢」なプリン、ぜひ一度ご賞味あれ!
※会員カードを作ると本店でのお買い物が割引価格になるサービスもあり。
(※価格はすべて税込)
新風堂本店
住所 千葉県市原市新生230
電話番号 0436(36)8128
営業時間 午前9時~午後7時
定休日 第1・3火曜
アクセス 館山自動車道市原ICから車で5分
HP https://www.jibisho.co.jp/shop/shinpudo/
安心・安全・おいしさを追求
菜の花エッグ「舞プリン」(君津市)
君津市で養鶏を営む「株式会社菜の花エッグ」では、そのこだわり卵と千葉県産のおいしい牛乳で作られた、「卵のプロ」ならではの安心・安全・おいしいプリンを製造・販売しています。

できるだけ自然に近い環境でのびのびと鶏を生育、飼料のトウモロコシは「非遺伝子組み換え」「収穫後農薬不使用」にこだわり、衛生管理も徹底した自慢の卵は、味の良さと濃厚なうま味が特徴です。
また、飼料にアスタキサンチンを添加し、卵にもその養分が含まれています。アスタキサンチンとは、自然界が生み出すカロチノイド色素の一種。優れた抗酸化作用があり、美容や健康の強い味方だといわれています。
プレーンタイプの「菜の花たまごの舞プリン」は、生クリームの量を極力減らしその分卵黄を使うことで、濃厚なのにさっぱりとした後味に。ほどよい甘さが評判です。

「舞プリン」が誕生したのは今から20年ほど前。
近くに農協が運営する大きな直売所ができてそこに卸す商品が必要になったことと、菜の花エッグが運営する「西野直売所Kokko」の看板商品を作りたいと考えたことが、開発のきっかけでした。
卵の味がしっかりと感じられる唯一無二の味わいは、老若男女を問わず人気に!
そして、2023年1月に千葉県産食材を活用した優れた加工食品に贈られる「食のちばの逸品を発掘2023」で最高金賞を受賞したのが、こちらの「ちばのこだわりプリン ピーナッツ味」。

プレーンとピーナッツ味の2層仕立て。ピーナッツ味のプリンには、老舗落花生専門店が半立ち種から手作りした濃厚ピーナツペーストを使用し、九十九里浜産の天日塩を隠し味にプラス。
千葉の恵みをふんだんに使ったプリンはかわいい瓶入りで贈答用としても喜ばれています。
実は「食の逸品を発掘2017」で、同社の「菜の花たまごのホワイトチョコプリン」が銅賞を受賞。以来、毎年チャレンジを続け、ついに「ちばのこだわりプリン ピーナッツ味」が最高金賞に輝きました!
「舞プリン」や「ちばのこだわりプリン」は、「西野直売所Kokko」をはじめ「うまくたの里」(木更津市)や「愛彩畑」(君津市)などでも購入可能。また、オンラインでも販売しています。

今後は「ピーナッツ味」のような、二層仕立てのプリンのラインアップも増やしていきたいとの構想も。こだわり卵のおいしさを存分に味わって!
(※価格はすべて税込)
株式会社菜の花エッグ
住所 千葉県君津市山滝野1121
HP http://nanohana-egg.co.jp/
■西野直売所Kokko(菜の花エッグ隣)
電話番号 0439(29)2782
営業時間 午前9時~午後5時
定休日 水曜
アクセス JR久留里線久留里駅から車で約10分
人気イタリアンが手がける濃厚プリン
カフェローマ「Roma’s 特製プリン」(四街道市)
地元の食材をふんだんに使用したメニューが味わえるイタリアン「カフェローマ」。店内の窯で焼きあげるナポリピザ、和の食材を加えたオリジナルパスタなど魅力的なメニューがそろい、地元を中心に不動の人気を誇ります。
同じく四街道にある「シエナ一丁目」の姉妹店としても知られています。

ケーキなどの自家製のスイーツメニューも充実しており、中でも「Roma’s 特製プリン」(334円※)は2014年のオープン以来、看板商品としてファンの多い一品。

イタリアのトスカーナ地方で修業を積んだオーナーが、当時働いていたお店のレシピを再現したという「Roma’s 特製プリン」。
卵はその時々で良いものを厳選して使用し、低温スチームでじっくりと火を通しているそう。
そのため、しっかりとした固さがありながらも、なめらかな食感を実現。卵や牛乳の濃厚な風味が感じられ、ついリピートしたくなるおいしさです!

こちらのプリンはイートインでも提供。その場合は341円(※)となります。
ランチの後のデザートやティータイムにゆっくり味わうのもいいですね。
店内メニューには、「ROMAのプリンパフェ」「カフェローマのケーキ2種と自家製プリン」といった人気のプリンを使ったスイーツも。

テイクアウトの販売は店頭のタブレットから。箱や保冷剤、手提げ袋は有料なので、ご自宅用にテイクアウトするなら保冷バッグなどを持参するのがおすすめです。
店頭のショーケースにはおいしそうなスイーツが並ぶので見ているだけでもワクワク。
バレンタインの時期にはショコラなど季節限定の味も登場するので見かけたらチェックしてみてください。
(※価格はすべて税込。2023年6月7日時点の価格で、価格改定の可能性があります)
カフェローマ
住所 千葉県四街道市大日85-2
電話番号 043(309)6816
営業時間 午前11時15分~午後8時45分
定休日 不定休
アクセス 千葉北ICから車で10分
Instagram @siena_roma0819
お寿司屋さんから生まれた極上プリン
Urachiba Cafe「鮨光プリン」(千葉市中央区)
千葉市新宿公園近くにひっそりと佇む「Urachiba Cafe」。こちらの看板メニューが「鮨光プリン」です。

「すし」と名前についていることから、「鮮魚が入っているの?」なんて質問があるそうですが、実はこのプリン、カフェのすぐ近くにある寿司店「鮨光」のコース料理のデザートとして誕生したもの。
「とてもおいしい」と好評だったため、店舗近くにカフェをオープンしてプリンの提供をスタートしたそうです。

「鮨光」のコース料理を食べた人だけが口にできる、知る人ぞ知る極上のプリンを手軽に味わえると、密かに話題となっています。
カフェを切り盛りするのは「鮨光」大将の娘さん。
大将からプリン作りのノウハウを受け継ぎ、営業日は毎日お店で手作りしています。
もともと甘いものを作るのも食べるのも好きだったという大将。その大将が厳選した新鮮な卵に北海道産の牛乳と生クリームを組み合わせて、なめらかな食感に仕上げています。

作り方を知っているのは大将と娘さんだけという門外不出の秘伝のレシピ。
カラメルソースは使わない、とてもシンプルなプリンですが、一口食べると乳製品のフレッシュな香りと卵の濃厚な風味が口いっぱいに広がります。名店の品格を感じさせる上品な甘さで、一口ずつ大切にしっかりと味わいながら食べたい一品です。
テイクアウトももちろんOK。地方発送や事前に予約をすれば大口注文も対応してくれるとのこと。
また、「鮨光プリン」を1個390円とお得な価格で販売する「39(サンキュー)セール」を月に1度実施しています。Instagramで告知しているので、ぜひお見逃しなく!
Urachiba Cafeでは、午後2時までのランチ限定で登場する「漬け丼」(1,350円)も人気。「鮨光」と同じ素材を使った丼で、手ごろな価格で本格的な品が味わえると喜ばれています。

「鮨光」のお客さんがカフェを利用してくれたり、また逆にカフェをきっかけに「鮨光」を知る人がいたりと、相互に良い影響があるそう。
プリンはこの他、ひとまわり小さいサイズの「キャラメルミニプリン」(370円)もラインアップ。今後も少しずつプリンの種類を増やしていきたい…と展望を教えてくれました。
Urachiba Cafe
住所 千葉県千葉市中央区新宿2-13-13 KTビル1階
電話番号 070(2262)3432
営業時間 午前11時30分~午後6時
定休日 月曜、火曜
アクセス 千葉都市モノレール市役所前駅から徒歩10分
Instagram @urachiba_cafe