地元のミニコミ誌を見ていたら、昔懐かしい名前が目に留まりました。

その名は「駄菓子やふーちゃん」。

月に1、2度、開催してるとのこと。

早速、昭和的な香りに誘われて訪ねてみました。

公開 2023/07/05(最終更新 2023/07/03)

ちいき新聞ライター

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地域に密着してフリーペーパー「ちいき新聞」紙面の記事を取材・執筆しています。

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懐かしい駄菓子屋が出現

場所は京成大久保駅から徒歩18 分、地域の人々が運営している施設「藤崎よいとこ館」の広場です。

近くまで行くとのぼりが立っていて、近所の子どもたちとボランティアの人々が生き生きと集っていました。

その一角にリヤカーを台にした屋台。

これは市内のボランティアの人が作ってくれたそうです。

そこにはたくさんの駄菓子が並んでいて、中には売り切れてしまったものも。

子どもたちは小さなカゴに思い思いの駄菓子を入れて、レジ係の所で購入します。

「駄菓子やふーちゃん」昭和の香りが漂うイベント!菓子と一緒に紙芝居も楽しもう【習志野市】
藤崎よいとこ館広場の「駄菓子屋ふーちゃん」

菓子と一緒に紙芝居も楽しめる!

その脇ではなんと、昔懐かしい紙芝居も!

担当しているのは市内で知る人ぞ知る関嘉民(よしたみ)さんです。

70代後半とは思えない元気な声。

使用する紙芝居や木枠などの道具は全て手作りで、既成の物とは違う人情味あふれた温かさ。

駄菓子を手にした子どもたちと親御さんは一生懸命に、時には駄菓子を食べる手を止めて、紙芝居の名調子に引き込まれていました。

「駄菓子やふーちゃん」昭和の香りが漂うイベント!菓子と一緒に紙芝居も楽しもう【習志野市】
手作りの紙芝居

主催者も駄菓子大好き!

ちなみに「ふーちゃん」とは地元の地名、藤崎をもじったとのこと。

そばでポップコーンを作っていた社会福祉協議会藤崎支部長であり主催者でもある野田さんに始めた理由を尋ねると、「駄菓子大好きだから〜!」と弾んだ声が返ってきました。

「駄菓子やふーちゃん」昭和の香りが漂うイベント!菓子と一緒に紙芝居も楽しもう【習志野市】
駄菓子大好き!

ボランティアとして手伝っていた宮入さんは「今度はプラレール企画もしてみたい」とのこと。

デジタルばやりの昨今ですが、日常を一時離れ、アナログの世界で親子一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。(取材・執筆/竜星)

「駄菓子やふーちゃん」昭和の香りが漂うイベント!菓子と一緒に紙芝居も楽しもう【習志野市】
今日は何を買おうかな?

【今年の予定】
7月15日(土) 午後1時30分~午後3時30分
9月16日(土) 午後1時30分~午後3時30分
9月19日(火) 午後2時30分~午後3時30分
10月17日(火) 午後2時30分~午後3時30分
10月21日(土) 午後1時30分~午後3時30分
11月18日(土) 午後1時30分~午後3時30分
12月16日(土) 午後1時30分~午後3時30分

場所/藤崎よいとこ館
住所/千葉県習志野市藤崎4-14-34
電話番号/047-471-5559 藤崎よいとこ館
(火・木・土午前10時~正午、午後1時~午後4時) 
※荒天の時は中止