柏市観光協会は、柏を代表するマイクロツーリズムのコンテンツとして、2020年度より「柏のむかしばなし観光資源化事業」に取り組んできました。
公開 2023/09/03(最終更新 2023/09/04)
「柏のむかしばなし」44話ウェブで公開中
かつて、地域のお年寄りたちに語り継がれてきた話の聞き取りを行った柏市教育委員会が、1980年に1冊の本を発行。
さらに聞き取りや調査を重ね、現在44話の「柏のむかしばなし」が発表されています。
民話の内容をホームページで紹介、さらに話の舞台となった地を調べて特定し、ネット上の地図でマッピングしているのが特徴です。
初回講座に40人参加 途中参加も準備中
この「柏のむかしばなし」をより多くの人に伝えるべく、6月に発足したのが「かしわ民話保存会」、通称・かたりべ柏です。
先日開かれた「語り部の基礎講座」には40人の市民が参加。


柏の歴史と民話、発声や滑舌などの基礎、語りの発句(ほっく)と結句(けっく)、マナーやルールなど、さまざまな知識を学びました。


会は実際に民話を人前で語る「かたりべ班」だけでなく、イベントなどを支える「支援班」もあるので、人前で話すのが苦手な人も歓迎しています。
かたりべには、市内の施設やイベントなどでの活躍が期待されています。
「むかしばなしの背景になる、地域の歴史にも詳しくなってほしい。44話全てを覚えなくても、自分の好きなお話や、お住まいの地区のむかしばなしから語れるようになってもらえたら大丈夫」と代表の中島さん。
研修はスタートしていますが、今後、基礎講座を動画で学んで途中参加できるように準備中です。
(取材・執筆/新川)
※問い合わせ
電話番号/04-7162-3315
メールアドレス/kankou@kashiwa-cci.or.jp 柏市観光協会 中島