創業明治39年の老舗米屋が、丸3日かけて焼き上げる「純米ばうむ」。

地元の人はもちろん、観光で鴨川を訪れた人が「他の人にも食べさせてあげたい」とリピーターとなり、口コミで評判が広がっています。

【ちいきの逸品】鴨川の米屋が3日かけて作る純米ばうむ(米屋新蔵)

公開 2023/11/04(最終更新 2024/02/29)

広田 みずほ

広田 みずほ

埼玉県生まれの千葉県民。地域新聞社で広告の企画営業、編集部を経て現在広報担当。好きなものは東南アジアとハイボール。勝田台駅周辺の酒場放浪記を書きたい。★X(旧Twitter)★@tahirom2

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長狭米こしひかり使用のグルテンフリー

代表の斎藤英之さんは7代目。

明治天皇にも献上された長狭米(ながさまい)こしひかりの魅力を伝えるべく、お米のソムリエとも言われる米・食味鑑定士の資格を持っています。

地元農家から鴨川を元気にすることを目指す斎藤さんが挑戦したのが、長狭米を自家製粉して作るバウムクーヘンです。

純米ばうむ製造工程
7代目・斎藤英之さんが1本1本手焼き

地元の素材にこだわり一本一本手焼き

ラム酒を使うのが一般的ですが、長狭米から造る亀田酒造の純米酒「大山千枚田」を使用。

癖のない、優しい香りがほんのり鼻に抜けていきます。

卵は館山市にある宮本養鶏場のもの。新鮮で味が濃いのが特徴です。

バウムクーヘンは火加減が命。

斎藤さん自ら付きっきりで生地を見守ります。

焼き上げたら一晩冷まし、翌日カット。

1本作り上げるまでに3日を要します。

口の中でほのかにミルクの香りが広がる「しっとりミルク仕立て」と、発酵バターを使ってじっくり焼き上げることで回りはかりっと、中はもっちりとした食感が楽しめる「かりっとクッキー仕立て」の2種。

あなたのお好みは?

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「しっとり・かりっと」満喫セット
米屋新蔵

米屋新蔵
住所/千葉県鴨川市東町999-11

 

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