子どもたちが自身で作り上げる仮想のまち「子ども商店街」。

人気のイベントが今年も開催されます。

【四街道市】第43回子どもフェスティバル「子ども商店街」産業まつりと同日開催
前回開催時のスタッフの皆さん

公開 2023/11/09(最終更新 2023/11/07)

ちいき新聞ライター

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地域に密着してフリーペーパー「ちいき新聞」紙面の記事を取材・執筆しています。

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今年はどんな商店街が出来上がる?

まちの仕組みを学ぶ機会とするだけでなく、地域にあるお店から仕入れをして「商店の仕組み(経済)」を学ぼうという同イベント。

お店を開く小学生スタッフと、中高生ボランティアの学生スタッフ、大学生、社会人の大人スタッフが協力して、子どもたちが楽しめる商店街を作っていきます。

【四街道市】第43回子どもフェスティバル「子ども商店街」産業まつりと同日開催
昨年のお店の様子

2019年から始まり、途中コロナの影響で開催できませんでしたが、21年はオンライン開催、昨年からコロナ前と近い形で開催。

今年も四街道市産業まつりと同日の11月11日(土)・12日(日)の2日間、中央公園屋根付運動場で実施されます。

小学生スタッフは9月から四街道市内の商店を回って市内にどんなお店があるのかを調べ、自分たちが開くお店について企画書を作成。

物品販売をする商店だけでなく、警察署や銀行といった「まち」に欠かせない機関も準備しました。

当日来場した子どもも、アルバイトとしてお手伝い可能。

お給料(子ども商店街の中で使える仮想通貨)をもらって、買い物をしたり、ゲームや工作で遊べたりします。

今年の小学生スタッフの中には、前回お客さんとして来場し、興味を持った子もいるのだとか。

異年齢交流も魅力 新しい出会いも

【四街道市】第43回子どもフェスティバル「子ども商店街」産業まつりと同日開催
お店の種類別にわかれて打ち合わせ

学生スタッフたちは小学生がやりたいことを丁寧に聞いて、実行するにはどんな準備をすればよいか、一緒に考えます。

大人が考えつかないような面白いアイデアを出す子もいて、相談するのも楽しそう。

学生スタッフをまとめる大人スタッフの一人は「もちろん大人も手伝いますが、主体となるのは子どもたち。子どもだけでもこんなイベントが実行できるんです」と、笑顔で話します。

別のスタッフは「最初はおとなしい子も、最後にお店をやる時にはみんな仲良くなっています。一生懸命準備しているので、子どもたちの頑張りを見に来てほしいです」と準備に励んでいました。

子どもならではの視点で住んでいるまちを見渡し、自分たちなりのまちを作る「子ども商店街」。

来場すれば新しい四街道市の魅力を発見できるかもしれません。

(取材・執筆/幸)

日時/11月11日(土)・12日(日)午前10時~午後2時(入場は午後1時30分まで)
会場/四街道中央公園 屋根付運動場
住所/千葉県四街道市鹿渡無番地
参加費/1日につき300円
 ※参加できるのは18歳までの子どものみ
 ※幼児は小学生以上の家族と一緒に入場可
 ※大人は1日700円

問い合わせ
電話番号/070-6520-1589 四街道市子ども会育成連合会 千脇
LINE公式/https://line.me/R/ti/p/%40235ebqqt