3月18日(月)から阪神甲子園球場で開催される第96回選抜高等学校野球大会に、千葉県から中央学院高等学校(我孫子市)が出場します!

6年ぶり、夢の舞台に向かう意気込みを聞きました。

公開 2024/03/17(最終更新 2024/03/14)

ちいき新聞ライター

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若き知将が率いる、元気な爽やかナイン

2月、雪が積もったグラウンドを訪ねると、部員の皆さんは爽やかに、元気なあいさつで迎えてくれました。

まずは相馬幸樹(こうき)監督に話を聞きました。

相馬幸樹監督

同校野球部監督として2018年に春夏連続出場を果たし、6年ぶり3度目の甲子園です。

「走力」づくりを基本にチームを育成してきて、今の手応えは?

「今年のチームは例年以上に走力のいい選手がそろっており、結果を出せていると思います」

全員集合で発表の瞬間を待つ…

「走力」は、守備や攻撃において選手一人一人が自ら考える力に直結。

指示を待っていては、瞬間の判断に遅れが生じます。

その力が付いて初めてバッターと走者が連携して攻撃・守備ができるそうです。

甲子園では、機動力あふれる攻撃と堅実な守りが見られそうです。

悲願の「甲子園での1勝」を!

合言葉は一つ!「甲子園で初勝利」

選手にも話を聞きました。

主将で4番、チームの大黒柱が中村研心(けんしん)さん。

主将の中村研心さん

朝夕、部員だけで行う自主練を「自分がやればみんなもおのずと付いてきてくれる」と背中で引っ張る、頼れる主将です。

守備の柱は、蔵並龍之介さん、颯佐心汰(さっさ ここた)さん、臼井夕馬(ゆうま)さんの3投手。

蔵並龍之介さん

蔵並さんと颯佐さんは守備でも活躍。

颯佐心汰さん

投手としては監督の起用に応え、持ち味を生かした役割を果たします。

中村主将、蔵並投手、颯佐投手の3人が口をそろえるのは「甲子園での1勝」。

過去2回、先輩たちが果たせなかったことを実現したいと、目に力を込めていました。

「応援団、吹奏楽部をはじめとした全生徒、そして保護者や応援してくださる地元の方々全員が一緒に盛り上がれるように頑張りたい」と相馬監督。

目指せ、甲子園での1勝。

そして日本一!

中央学院高校は、大会3日目の3月20日(水・祝)第3試合で、耐久高等学校(和歌山県)と対戦予定です。

(取材・執筆/にゃっつ)

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