飛行機に特化した模型展が開催されます。「飛行機模型しか作らない」という主催者が仲間を募り、年に1度開催しています。

公開 2024/07/13(最終更新 2024/07/09)

ちいき新聞ライター

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ジェット機、自衛隊機、複葉機など

成田は飛行機と縁が深い土地。

飛行機模型を愛し1/72の飛行機のプラモデルを作り続けている成田市在住の山田晴男さんが、今年も仲間と展覧会を開催します。

飛行機模型展 飛行機模型にもいろいろ
飛行機模型にもいろいろ

出品される模型の数は100近く。

制作したのは13人。

飛行機模型展 細かな細工が楽しい
細かな細工が楽しい

飛行機好きにも得意なアイテムがあるそうで、各々がジェット機、自衛隊機、ドイツ機、複葉機、ジオラマ模型など展示します。

毎年テーマを設定今年はレトロに

今年で7回目となるこの展覧会。

飛行機模型展 これまでの展覧会の様子
飛行機模型展 これまでの展覧会の様子
これまでの展覧会の様子

リピーターが増えており、毎年来るお客さんにも楽しんでもらえるようにと、毎回テーマを決めています。

今年は「ビンテージ、レトロ&ノスタルジー」。

なかなか目にすることがない珍しいキット、子どもの頃に作った懐かしいキット、思い入れのある作品などを集めました。

飛行機愛が高じて主催。飛行場跡も来訪

主催する山田晴男さんは、プラモデル歴60年以上の愛好家。

初めて作ったプラモデルは、文房具店で買った子ども向けの小さな飛行機。

その後は、さまざまなジャンルに挑戦しましたが、いつの間にか縮尺1/72の飛行機のみ作るようになりました。

飛行機模型展 美しさも感じられます
美しさも感じられます

現在は千葉市の模型サークルに所属する山田さんですが、そこでの展覧会に飽き足らず、飛行機だけの展覧会を自ら主催するようになりました。

また千葉県は、戦争中、多くの飛行場があった土地。

山田さんは、今は跡のみ残るそれらの飛行場を訪ね、その地にかつてあった飛行機に思いをはせながら、プラモデル制作することもあると言います。

今は、昔のように模型を作る子どもは減ってしまいました。

「この機会に模型を作る楽しさを感じてほしい。どんなことでも気軽に質問してください」と山田さんは子どもたちにメッセージを送っています。(取材・執筆/倫)

第7回飛行機模型展 in 成田「ビンテージ、レトロ&ノスタルジー」
日時/7月16日(火)~21日(日)午前10時~午後4時
場所/成田生涯学習市民ギャラリー
住所/千葉県成田市上町500 なごみの米屋總本店2階
料金/入場無料
電話番号/080-5048-5275 山田