地域活性化を目指し始まった君津市久留里の新酒まつり。

今年は3月2日(日)、新酒完成のお披露目を兼ねて開催されます。

公開 2025/02/27(最終更新 2025/02/25)

編集部 みんみん

編集部 みんみん

編集部所属 編集/ライター、千葉市在住。 コーヒーとハイボールとスポーツ観戦が好きです。 苦手なものは強風。

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今年もお楽しみ! 新酒まつりが開催

新酒の味わいを1杯ずつ楽しんで
新酒の味わいを1杯ずつ楽しんで

久留里新酒まつりは、五つの地元酒蔵(吉崎酒造、宮崎酒造店、森酒造店、藤平酒造、須藤本家)の酒を楽しめるイベントです。

「五蔵飲み比べ券」という5枚つづりのチケットを購入して各酒蔵や特設会場を巡ると、新酒の試飲ができます。

チケットには限定デザインのおちょこが付いてきます。

限定おちょこをゲットしよう!
限定おちょこをゲットしよう!

情緒たっぷり、ほろ酔い気分で町を散策できそうです。

また、地元の商店街では「軒先にぎわい市」、駅前広場では「ええもんいち」が同時開催され、野菜や手作りの小物などが並びます。

「軒先にぎわい市」は元々地域の活性化と交流を目的に始まったイベント。

第2回から「新酒まつり」とコラボすることで規模を拡大、地域の特色を生かした魅力的なイベントへと成長しました。

この日は、特別公開される久留里藩士の田丸邸宅で和菓子と抹茶を味わえる(午前10時開場・有料・席に限りあり)他に、JR東日本「駅からハイキング」も開催されます。

蔵元の皆さんと言葉を交わしながら
蔵元の皆さんと言葉を交わしながら

五つの酒蔵が語る久留里という町

久留里城と地元酒蔵の銘酒
久留里城と地元酒蔵の銘酒

君津市久留里では、小さなエリアに五つの酒蔵が長きにわたりその伝統を守り、お酒を作り続けています。

その理由は、地域に豊かな水と米の生産地があったことにあります。

その昔、久留里藩を支えた土地には、質の良い水が湧き、米の生産も盛んでした。

この地で生産された酒が木更津市北部で東京湾に注ぐ小櫃川を下って江戸などの大消費地へ船で運ばれたことで、久留里の商売が発展したといわれます。

歴史的な背景と自然環境が、今でも多くの酒蔵が残る土壌となっています。

新酒は、フレッシュでさわやかな酸味が特徴。

冷やして飲むのが最適です。

当日は酒蔵を訪ねて飲み比べを楽存分に楽しんで。

気に入った新酒は購入もできます。

一説には、「久しく留まる里」の意から「久留里」と名が付いた町。

温かな活気を感じながら、土地の恵みを味わう一日はいかが。

日時/3月2日(日)
   午前9時~午後3時(雨天決行)
総合案内所/JR久留里駅前 水汲み広場
アクセス/JR線「久留里駅」・高速バス「久留里駅前」下車

■五蔵揃い踏み新酒飲みくらべ
特製おちょこ&ホルダー付き新酒試飲券1,000円(総合案内所と試飲会場で販売)
※その他の内容は、下記の公式Xで確認を。駐車場はありません。公共交通機関を利用のこと

主催/久留里新酒まつり実行委員会
問い合わせ/0439-27-2875
     久留里観光交流センター

X/@kururi_sinsyu