2025年5月に開催されるチアリーディング世界選手権「ザ・サミット2025」への切符を手にした「ふなばしチアリーディングクラブSKEWES」を取材しました。

公開 2025/04/04(最終更新 2025/04/02)

悔しさをバネに「絶対世界一に!」
2024年11月16日、横浜で開催されたジャムフェスジャパン(チアとダンスの大会)に出場したSKEWESのトップチーム「KUNOICHI(クノイチ)」が、25年5月に米国フロリダ州で行われるチアリーディング世界選手権「ザ・サミット2025」の出場権を獲得しました。


チームとしては2年ぶりとなる世界大会。23年の同大会で世界3位を経験しているキャプテンの伊東明莉さん(坪井中3年)は、「次こそは絶対世界一になりたい!」と力強く話します。

チアリーディングは、組体操のように人を持ち上げたり、飛ばしたりする技とバク転や宙返りなどのアクロバット技が特徴の競技。
各技の力強さ、キレ、正確さなどでいかに観衆を魅せられるかが勝敗に結び付きます。
100パーセントの演技で世界に挑む


2009年に結成した「SKEWES」は、坪井公民館(船橋市坪井町)を拠点に活動。
毎年全国大会で優勝を収めるまでに成長しました。
大会遠征費は全額自己負担になりますが「気持ちが一つになれば、きっとできる」という言葉を信じて努力する選手たちを保護者も送迎など全面的にサポートしています。
練習では各々が自分の演技を動画で確認しながら、丹念に技を繰り返していました。
「練習は本番のように。本番は練習の通りに。そのためには、練習で100パーセントの演技をしなければならない」と中川コーチは話します。


「ザ・サミット2025」での演技は約2分半。気持ちを一つに、世界へ羽ばたけ「SKEWES KUNOICHI」!(取材・執筆/さち)