3期目、9年目の八千代市出身市長である服部友則氏。これからの市政運営に向けてお話を伺いました。
公開 2025/10/12(最終更新 2025/10/08)

編集部 ゆりか
編集部所属の取材記者。白井市出身、船橋市在住。コンテンポラリーダンス、ヨガ、ズンバ、バレエなどとにかく踊るのが好き。取材執筆も好きだが、地図が読めないため取材前はいつも軽く迷う。食べ盛りの夫と3人の子育てに奮闘中。
記事一覧へ「選ばれるまち」を目指して
私は八千代台で生まれ育ったこともあり、京成線沿線の活性化には強い思い入れがあります。
豊かな自然はそのままに、もっと「にぎわい」を生み出せるまちにしていきたいですね。
今は都市間の競争が激しく、住む人や企業に「選ばれるまち」になることがとても大切。
そのためにはベッドタウンとしての魅力だけではなく、昼間人口を増やすために企業誘致に力を入れていきたいと考えています。
税制優遇などで、企業にとっても魅力あるまちを目指し、働く場をしっかりつくっていきたいです。
また「住んでみたい!」と思ってもらえるまちにするには、子育て支援の充実が欠かせません。
娘が八千代で子育てをしているので、リアルな声を聞く機会もありますが、やはり待機児童の問題は重要。
一番厳しい時期は抜けましたが、「待機児童ゼロ」を目標に、引き続きしっかりと取り組んでいきます。

「花の観光都市」にも尽力
そして老朽化した市役所の建替計画も進行中です。
工事期間中は駐車場が大幅に減少するため、住民の皆さんにご不便をおかけします。
コンビニで通常よりお得に住民票などを取得できるサービスを今後実施する予定ですので、ご利用いただければと思います。
観光振興に関しては住民以外の方に「行きたいまち」と思ってもらえるよう、「花の観光都市」としても発信していきたい。
バラや千本桜、つつじ、彼岸花など一年中花が楽しめるので、足を運びたくなるように八千代の魅力を広く届けていきたいです。
日常のひとコマ 服部市長の素顔
Q1.リフレッシュ方法は?
庭で植物を育てること。
月下美人に花芽がついてないか水やりをしながら探しています。
花芽がだんだん大きくなっていくのが楽しみです。
Q.2励みになったエピソードは?
13年スクールガードを続けていますが、市長に初当選した朝、4年生ぐらいの子に「勝った?」と聞かれました。
「市長選勝ったよ」と答えると「おめでとう!」と返され、「そんなふうに見てくれてたんだ」とうれしくなりました!
