9月14日、流山線5000形あかぎ号のさようなら記念運転が実施され、駅のホームや電車内は別れを惜しむ人たちでにぎわい、沿線にも多くの人出が見られました。
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公開 2025/10/15(最終更新 2025/10/08)

koji
柏市在住。四季折々の季節の良さを探し歩いたり、地域の歴史的な名所・史跡を訪れたりするのが好きです。地域活動をいくつかやっています。農園を借りて野菜や花を育てています。Instagram/@koji_koji_39
記事一覧へ当日はボランティアスタッフも活躍
2012年のデビュー以来13年間、流鉄流山線の車両として活躍してきた5000形あかぎ号。
211系電車の導入に伴い、まもなく検査期限を迎えるということもあってこれを廃車することとなり、9月14日に最後の営業運転として「さようなら記念運転」を実施、多くの人が詰めかけました。


当日は誘導サポートなどを行うボランティアスタッフも参加し、流鉄の職員と共に活躍していました。
ボランティアに参加した高校生は「幼稚園の頃、電車が好きで流山駅の車庫で開催されたイベントに参加した思い出があります。今回は半日だけのボランティアですが、人と関わる仕事は大変だなと感じています」と話してくれました。
ありがとうの声に包まれる流山駅
あかぎ号の最終運転に先立ち、流山駅のホームで花束贈呈式を開催。
贈呈を行ったスタッフは「これまでも何度か引退式で花束贈呈を行ってきましたが、今回は特に人出が多いと感じます。あかぎ号の人気に加え、引退式が数年ぶりだったのと、後継となる改装前のJRの車両が見られるのもその理由かもしれません」と語りました。

制服姿で参加した高校生のスタッフは、「私は初めてなのでとても緊張しました。通学で流山線を利用していて、あかぎ号にも何度も乗ったので感謝の気持ちで花束贈呈の役を引き受けました」とのこと。

「流鉄流山線はいろいろな色の車両があって好きです。子どもが小さい頃は、次は何色の電車が来るか当てて遊んだりもしました。赤い車体のあかぎ号は大好きでしたので、引退は残念です」と語る人もいました。
あかぎ号の最終運転の出発にあたり、流山駅は「今までありがとう」の声に包まれました。

流鉄ホームページ/http://ryutetsu.jp/