おがわさんは「自然との共存」をテーマにグリーンを基調としたアクリル画を描き、ライブペイントやアートイベントなどでも活躍しています。

公開 2025/11/10(最終更新 2025/10/31)

ちいき新聞ライター

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夢を形に 画家として生きる

千葉県出身のおがわさくらさんは、アクセサリー販売の店長職を経て、作業療法士となり、2023年より画家として活動。

自身の病気をきっかけに「人間はいつ死ぬか分からない。小さい頃夢見た画家になるため、もう一度本気で絵を描こう」と決心したそうです。

印西市在住の画家・ライブペインター おがわさくらさん
おがわさくらさん

ライブペイントは観客の目の前で、即興で一枚の絵を仕上げる臨場感あふれるスタイル。

おがわさんは「テーマがある中でその場の雰囲気で感じ取ったことを含め表現するので、とても集中するし二度と同じ絵は描けない」と話します。

印西市在住の画家・ライブペインター おがわさくらさん
ライブペイント中のおがわさん。タイトルは「慈雨の杜」

これまで東京都、千葉県、大阪府の百貨店やアートイベントでライブペイントを披露、その他アトリエスタとして印西市内保育園を巡回訪問、「筆ロック」などのアートバトルに出場し優勝したことも。

また、保護猫活動のロゴを作画するなど活動の幅は多岐に渡ります。

印西市在住の画家・ライブペインター おがわさくらさん
地域のイベントにて

原点を大切に 全国を巡りたい

幼い頃から森や哲学に思いをはせた記憶が絵の原点となっているそうで、「森や命そのものを一体化して表現することが多い。

そこには科学と自然がうまく共存する世界への祈りが込められている」とおがわさんは話します。観客からは「癒やしと神々しさを感じる」との声も。

10月と12月は自身の個展を開催。

今後は全国を巡り多くの作品を生み出しながらも、画家としての原点となった印西市のごみ捨てを防ぐ壁画プロジェクトや地域商品とのパッケージコラボレーションなどにも挑戦したいとのこと。

印西市在住の画家・ライブペインター おがわさくらさん
印西市戸神にある壁画。「森の守り神」を表現

今後もおがわさんの活動から目が離せません

(取材・執筆/紫みゆき)

問い合わせ
メール/ogawa.sakura22@gmail.com おがわさくら

Instagram/@ogawa_sa.kura
lit.link/https://lit.link/ogawasakura