市民が年齢や経験を超えて集い、「第九」を中心に新たな舞台表現へ挑む熱気あふれる公演が誕生しました。
公開 2025/12/23(最終更新 2025/12/12)
四街道に根付いた芸術を市民の力で
「オーケストラと合唱をコラボさせた舞台を創り出したい」。
四街道市で、市民参加のバレエ公演を目標に、母・優子さんと共に活動しているバレエ指導者の鴻巣加奈さんが「ベートーベンの交響曲第9番の第4楽章(歓喜の歌)」をメインに、オーケストラと合唱の新たな舞台を立ち上げました。

「一般募集で演奏経験者35人、ドイツ語で歌う合唱希望者40人が集まりました。私の思いを理解していただき感謝しています」と加奈さんは話します。
小学6年生から80歳代までのメンバーが、副指揮者でコンサートマスターでもある松岡裕樹さんと、一丸となって練習に励んでいます。
本番の指揮には、鴇田遼人さんを迎えます。
一日で盛りだくさんなプログラムを
18歳の時から交響楽団に入っていたというトランペットの野々宮さん、コントラバスの渡邊さん、フルートの須田さんという経験豊かなメンバーに加え、初心者も快く受け入れています。
合唱に参加の小林知江子さんは、「県民合唱に入っていましたが、コロナで休みとなり、今回の募集のポスターを見て歌ってみたいと思いました」と笑顔で話します。


舞台は2部構成。1部はガラコンサート(バレエ13曲、プロのソリストによるオペラ4曲、ミュージカルなど)、2部が「第九」第4楽章の大合唱です。
出演者それぞれの思いを胸に、舞台の幕が開きます。
(取材・執筆/EKO)
日時/12月28日(日) 午後2時30分開場 午後3時開演
場所/四街道市文化センター大ホール
住所/千葉県四街道市大日396
料金/900円(4歳以上)全席自由
主催/鴻巣加奈と仲間たち
問い合わせ
電話番号/090-9849-7244 鴻巣