「千葉城」の名で長年市民に愛されてきた千葉市立郷土博物館が、昨年9月からの改修を終え、11月8日にリニューアルオープンしました。

公開 2025/12/22(最終更新 2025/12/15)

ボノ

ボノ

横浜から千葉に移り、ちいき新聞でライターを始めました。取材は歴史物・行政関係が多め。今は卓球を週に7回、ジムで泳いだり、ピアノ教室&弾き語りのライブをやったりと、とても充実した毎日を楽しく過ごしています!

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来年の千葉開府900年に向けて

古来、千葉市は海と陸の拠点であったことから、改装後は「陸と海・人とモノを結ぶ千葉」をテーマに、子どもから大人まで郷土の歴史を楽しく学べる場所に。

内部は原始・古代〜近現代の4つのエリアに分かれ、「千葉介(ちばのすけ)ナビ」の二次元コードを読み込むと展示の詳しい説明などが見られます。

地名の「千葉」の始まりが分かる展示
地名の「千葉」の始まりが分かる展示

展示を最も楽しむ方法

1階で受付後、右の企画展示室に進むと「歴史の楽しさを学ぶ千葉介の『虎の巻』」で、給食の変遷を通して歴史の楽しさが学べます。

次にエレベーターで一気に5階へ。ここは「ちば一望ラウンジ」と称され、天気が良いと富士山も見えるほどの絶好のロケーションが広がります。

4階(原始・古代)では原寸大の日本在来馬復元模型を展示。3階(中世)には千葉氏を学べる「千葉氏シアター」が。

「中世まちなみグラフィック」で当時の人々の姿を知ることができたり、「連歌メーカー」で千葉氏も楽しんだ連歌で遊べたりします。

館内では、直接土器や火縄銃(模型)に触れることもでき、平城京跡で出土の「千葉」と書かれた木簡を使った象徴展示などは、歴史好きの人や子どもたちにはわくわく感満載!

「鎧(よろい)試着体験」も再開予定です。

広い敷地は散策も楽しめ、子どもと一緒に楽しく郷土千葉を知ることのできる絶好のスポットです。

五大力船の模型(2階)
五大力船の模型(2階)

千葉市立郷土博物館
住所/千葉市中央区亥鼻1-6-1
休館日/月曜・年末年始(ホームページで都度確認を) 
※入館無料

問い合わせ
電話番号/043-222-8231

ホームページ/https://www.city.chiba.jp/kyodo/