公立中学校では珍しい硬式テニス部がある千葉市立打瀬(うたせ)中学校が3月28日・29日に香川県で行われる全国選抜大会に男女団体同時出場という、公立中として千葉県初の快挙を達成しました。

公開 2026/03/02(最終更新 2026/02/20)

ちいき新聞ライター

ちいき新聞ライター

地域に密着してフリーペーパー「ちいき新聞」紙面の記事を取材・執筆しています。

記事一覧へ

地域の力で育成「打瀬システム」

男子は5年ぶり2度目、女子は公立中として千葉県初の全国選抜出場です。

同部は2015年スタート。

地域のテニスクラブ所属の渡辺達雄さん(53)らがコーチを務め、練習も地域の公営コートを使用する「学校と地域が連携する育成システム」を取り入れた部活として注目を浴びました。

男子は21年に全国大会初出場、16強という爪痕を残しました。

10年目の今年、男女で県大会優勝。

関東大会はともに8強ながら選抜され、全国への切符をつかみました。

全国選抜大会に男女団体アベック出場へ 打瀬中学校硬式テニス部が千葉県初の快挙
千葉県中学校新人大会で優勝した打瀬中硬式テニス部男子チーム(写真/9月27日撮影、打瀬中硬式テニス部提供)
全国選抜大会に男女団体アベック出場へ 打瀬中学校硬式テニス部が千葉県初の快挙
男子とアベック優勝した女子チーム(写真/9月27日撮影、打瀬中硬式テニス部提供)

目標は男子優勝、女子は初戦突破

1月中旬の練習会は、市内在住の力石優衣プロ( 28 )が同部のレギュラー10 人を指導しました。

風速10m/sの強風の中でもベースラインぎりぎりで入る回転の利いたプロのストロークに、西岡悠真副部長(2年)は「フォアはつかんだ気がする」と力強い声。

阿部杏奈副部長(2年)は力石プロとマンツーマンで懸命のラリー。

「右手首が痛いです。ボールが重く感じます」と、懸命にコート内を走り回っていました。

全国選抜大会に男女団体アベック出場へ 打瀬中学校硬式テニス部が千葉県初の快挙
力石優衣プロ(左)にアドバイスを受ける西岡男子副部長

渡辺コーチは「こんな強風でも大会は中止になりません。ボールが風で少し動くから予測して対応を」とアドバイスを送ります。

全国選抜大会での目標は男子優勝、女子は初戦突破。

打瀬中硬式テニス部に新たな歴史を刻みます。

(取材・執筆/マット)

写真/9月27日撮影、打瀬中硬式テニス部提供

【打瀬中硬式テニス部全国大会までの成績】

千葉県中学校新人大会(9月27日)

〈男子〉(第1シード)
2回戦
3-0専大松戸中
準決勝
3-1東海大浦安中
決勝
3-2八千代松陰中

〈女子〉(第2シード)
1回戦
3-0専大松戸中
2回戦
3-1東邦大東邦中
準決勝
3-1市川中
決勝
3-2千葉日大一中

関東中学生新人テニス選手権・団体戦(11月15・22・23日)

〈男子〉
1回戦
4-1いずみの森中(東京)
2回戦
3-2関東学院六浦中(神奈川)
準々決勝
1-3日大三中(東京)

〈女子〉
1回戦
4-1武蔵野五中(東京)
2回戦
3-2土浦二中(茨城)
準々決勝
1-3岡野中(神奈川)