男子ゴルフの香川友(とも)さんは、野田市出身の17歳。2年前に史上最年少でプロに転向し、脚光を浴びました。さらなる飛躍を期す新しいシーズンが幕を開けます。

公開 2026/04/13(最終更新 2026/04/10)

ちいき新聞ライター

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ジャンボ尾崎の門下生 亡き師に活躍誓う

香川さん(左から2人目)を支える「チーム友」のスタッフ。香川さんの右隣が父親の正宏さん
香川さん(左から2人目)を支える「チーム友」のスタッフ。香川さんの右隣が父親の正宏さん

師匠の「ジャンボ尾崎」こと尾崎将司さんが昨年暮れ、死去しました。78歳でした。

最後の公の場となった2024年2月の「ジャンボ尾崎アカデミーセレクション」。

そこで豪快なドライバーショットを披露し、尾崎さんを驚かせたのが中学3年生の香川さんです。

尾崎さんの門下生となり、10日に1度は練習場が併設された私邸を訪問。

亡くなる1カ月ほど前まで指導を受けていました。

「いろいろなことを教えていただきました。感謝しかありません」と香川さん。

尾崎さんからプレゼントされた特製の「素振り棒」は宝物です。

尾崎さんの「あせるなよ」という言葉を心に刻み、オフの間も練習を重ねてきました。プロの厳しさ、勝つことの難しさを伝えたかったのだろう、と受け止めています。

3月16日に都内で開かれた「お別れの会」に参列し、天国の師匠に誓いました。

「頑張るので見守っていてください」

大谷選手への憧れ 世界一を目指して

練習ラウンドでドライバーショットを放つ香川友さん(埼玉県吉川市の越谷ゴルフクラブで)
練習ラウンドでドライバーショットを放つ香川友さん(埼玉県吉川市の越谷ゴルフクラブで)

父・正宏さんが野田市でゴルフ練習場を経営していることから、1歳でゴルフを始めました。

よだれかけをしてクラブを振る写真が公式サイトに載っています。

小さい頃から国内外の大会で活躍してきました。

ツアー出場権を懸けた23年の予選会(QT)で3次まで進んだことを受け、翌24年3月13日の中学卒業を待ってツアープレーヤーに登録。

15歳7カ月の男子ゴルフ最年少プロが誕生しました。

高校生プロとしての活動をスタートさせた同年には、QT最終ステージに進出。昨季はツアー初の予選通過を果たしました。

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手に憧れ、「真剣さと笑顔の絶えない選手になりたいです」。

178cm、106kgの堂々とした体格。

目標に「マスターズ制覇」と「世界ランキング1位」を掲げる近未来のスター候補は今季、どんな活躍を見せてくれるのでしょうか。

(取材・執筆/秀)

香川友公式サイト/https://tomokagawa.com/