この8月、横芝町の古民家で中高生を対象にした宿泊イベントが開催されました。スマホは禁止、炊事のために火をおこし、竹を割って寝床を作る…。不便な生活を通して、参加者の中に自然と主体性や連帯感が生まれたと言います。
公開 2026/10/11(最終更新 2026/09/25)
編集部 モティ
編集/ライター。千葉市生まれ、千葉市在住。甘い物とパンと漫画が大好き。土偶を愛でてます。私生活では5歳違いの姉妹育児に奮闘中。★Twitter★ https://twitter.com/NHeRl8rwLT1PRLB
記事一覧へ現役の教員が立ち上げたNPO
このイベントを主催したNPO法人ToBiRaの代表理事・菊池慧さんは、千葉市内の公立中学校で教壇に立つ現役の教員。
「子どもたちの成長には主体性と第三者からの深い愛情が何よりも大切」という考えの下、学校の枠にとらわれない活動の場づくりに取り組んでいます。

困難を知り可能性を広げる
「モノも情報も簡単に手に入る今の時代、子どもたちは受け身になりつつある。教育の本質である『社会を生き抜く力』を育みたいという菊池先生の考えに共感し、参画を決めました」と話すのは、同じく教員で理事の西村さん。

例えば、取り組みの一つ「ナイトウォーク」は約30kmの道のりを一晩かけて歩くというもの。
中高生3人プラス付き添いの大人のグループに分かれ、紙の地図を頼りにゴールを目指します。
「疲れた、道を間違えた、など道中は多難。だからこそ、多くの気づきがあるんです」と続けます。
また、高校生による「ToBiRa記者部」も活動中。
さまざまな大人を取材し、記事にして価値観や可能性を広げることが目的です。
現在、運営メンバーは教員が4人、会社員が3人、大学生が2人。
「異なる立場同士、得意不得意を補い合いながら運営しています。関わる人が増え、子どもたちの10年先、20年先の成長を見守っていけたら」と思いを教えてくれました。
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ホームページ:https://npo-tobira-or.jp