
【12月おすすめの本】歴史を食してみる 子どもから大人まで楽しめる図書
現代では普通に食べられている料理も、歴史をたどると興味深い事実がどんどん出てきます。
おうち時間に家族で作ってみると楽しいのでは?
協力/佐倉市立志津図書館
公開 2020/12/01(最終更新 2020/12/04)

カステラ、カステラ!
カステラは1854年3月8日に行われた日米和親条約調印前のペリー提督との饗宴で、日本のお菓子の一つとして配られたそうです。
『カステラ、カステラ!』
明坂英二/文 齋藤芽生/絵 福音館書店
カステラといえば甘くて黄色くて四角くて…。
でも、今から450年ほど前、ポルトガルから長崎にやって来た時の形はだいぶ違っていました。
ではどのように作られ今の形になったのでしょうか?
歴史ごはん 信長、秀吉、家康たちが食べた料理
自分の好きな歴史上の人物が食べた料理と同じものが食べられる、すてきな本です。
気分はもう平安時代や戦国時代にタイムスリップ!
『歴史ごはん 信長、秀吉、家康たちが食べた料理』
永山久夫/監修 くもん出版
縄文~明治・大正までの各時代の食事の中から、台所で簡単に作れるレシピが分かりやすく書かれています。
料理にまつわる歴史上の有名人のエピソードも楽しく読めますよ。
おいしくアレンジ! まいにち使える江戸レシピ
ヘルシーな食材と、控えめだけど美しい見た目。
家族で楽しみながら作って、江戸時代に思いを巡らせてみてはいかがでしょうか。
『おいしくアレンジ!まいにち使える江戸レシピ』
奥村彪生/著 NHK出版
卵と豆腐を主役に100種のレシピを紹介した江戸時代の料理書『豆腐百珍』『卵百珍』。
これらを現代風にアレンジしたら、日々のごはんのおかず、酒のさかな、弁当にと大活躍する料理書になりました!