【ママのホンネトーク】オンライン座談会・みんなの素語録「withコロナの子育て事情」

さまざまなことに臨機応変な対応を求められた2020年。
自粛期間中の家族の様子や、まだしばらく続きそうなこの状況に不安に思っていること、これからのことを、さまざまな年代のお子さんがいるラボママさん(※)にオンライン座談会で聞きました。

※ちいき新聞読者コミュニティ―「ちいきラボ」に登録しているママたち

光紗さんの紹介写真
▲ラボママ・光紗さん 千葉県柏市在住。家族:夫、年中の息子、1歳の娘

 

ゆかさんの紹介画像
▲ラボママ・ゆかさん 埼玉県さいたま市在住。家族:夫、小1の息子、年少の娘

 

早織さんの紹介写真
▲ラボママ・早織さん 千葉県船橋市在住。家族:夫、中2の息子、年少の息子

公開 2020/12/15(最終更新 2020/12/29)

閑(ひ ま)

閑(ひ ま)

編集&記者。佐倉市在住。閑と書いてひまです。休日は引きこもりの完全インドア派ですがロッキンは毎年全通します。運動は歩くのが限界です。★Twitter★@chiiki_hima

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前代未聞の事態に戸惑いながら

光紗さんアイコン光紗さん:二人は緊急事態宣言の間、どうだった?
わが家は夫婦とも自宅待機になって、家族4人でずっと家で過ごしたの。
今まではワンオペ状態だったから、この外出自粛期間中に娘が歩き出すのを一緒に見守ることができて、貴重な時間だったなって正直思う。

ゆかさんのアイコンゆかさん:わが家は夫婦二人とも出社しなくてはいけなくて、でも子どもは休校で家にいるから、交互に休みを取りながら子どもと過ごすことに。
うちも、夫が「子どもと長く過ごせて良かった」と言っていたよ。

早織さんのアイコン早織さん:私も今になって思えば、畑に行ったり夫婦で早朝に散歩したり、案外楽しめたかも。
でも、次男のトイトレがうまくいかなくて、いつの間にか子ども相談室の相談ダイヤルに電話していて…。
いつもなら「どうにかなるだろう」と思える人間なのに、結構寂しいのかもって電話して初めて自分でも気付いて。
人と話すことって大切なんだって改めて思った。

光紗さんアイコン光紗さん:私も知らず知らずのうちにピリピリしていたみたいで、「神経質になりすぎているよ」って姉に言われちゃった。
仕事で外出した夫のことを、帰ってきたらバイ菌扱いしちゃったり…。

早織さんのアイコン早織さん:私も夫に「出掛けるの? 嘘でしょ、ありえない」って思ってた!

ゆかさんのアイコンゆかさん:私はこれまでは通勤で気持ちを切り替えられていたけど、一日中子どもと一緒にいると、どんなに好きでもイライラしちゃう。

光紗さんアイコン光紗さん:分かる!
私はやっぱり食事の準備が大変だったな。
買い物は2週間に1度くらいで冷蔵庫が空になってから行くようにして。
行くときはスーパーをはしごして、かご4つ分くらいまとめ買いしてた。

早織さんのアイコン早織さん:それは大変!

ゆかさんのアイコンゆかさん:わが家はデリバリーで食費が増えちゃった。
きっとどの家庭も食事は大変だったよね。

日々の小さな楽しみを大切に

早織さんのアイコン早織さん:来年、長男が受験で、文化祭の見学とかに行きたかったけど、どうなるかな。

光紗さんアイコン光紗さん:これからもまだまだ不安だよね。
私も実家の北海道に去年のお盆から帰ってなくて、娘がどんどん成長しているから会わせたいけど、まだ気軽に人に会うのは難しそう。

ゆかさんのアイコンゆかさん:長男が小学校に入学したけど、入学式に1時間もかけずに次の日から休校に。
ちょうど引っ越したばかりで近所にお友達がいなくて、息子は自分がどこにいるのか分からない様子だった。

早織さんのアイコン早織さん:長男はもう中学生だから、オンラインで友達とつないで一緒にゲームしたり、勉強したりもしていたみたい。
小学生だとそうはいかないよね。

ゆかさんのアイコンゆかさん:毎日1時間は一緒に勉強するようにしてた。
その間は私も仕事や家事をせずに、「その時間なら何を聞いてもいいよ、それ以外は自分でできることをやってね」と時間を区切って。
1日2、3冊本を読んだり、学習塾の配信動画を一緒に見たりも。

光紗さんアイコン光紗さん:しっかりしてる!
娘が子育て広場に行けなくなってから、人見知りが激しくなってしまって…。
それが今の一番の悩みかな。
息子は外遊びが好きだったから外に出られないのはストレスだったかも。
発散できるように、トランポリンを買ったよ。

ゆかさんのアイコンゆかさん:トランポリン、わが家にもある。
雲梯(うんてい)も元々あって、家の中で運動できるのはいいよね。
外出が難しくなってから、ボルダリングができる壁も新たに作ったんだ。

早織さん光紗さん:すごい!

早織さんのアイコン早織さん:わが家は無人島暮らしが楽しめる家庭用ゲーム機を買ったよ。
次男が遊んでいたけど、親が思っているよりすぐにやり方をつかんでいて、虫や魚の名前も結構覚えて、成長を感じちゃった。

ゆかさんのアイコンゆかさん:子どもたちは前より家にいる時間が増えて、けんかももちろんするけど、一緒に遊んだり、仲良くなったみたい。
前の日常に戻るのは難しいけど、運動会や修学旅行とか子どもの楽しみがなくなってしまうのは残念。
他に楽しみを作ってあげたいよね。

光紗さんアイコン光紗さん:そうだね。
自粛期間中にも夫がパンを焼いてくれたり、お祝いでもないのにデコレーションケーキを買って一緒に飾り付けをしたりしたの。
そうやって、日常に小さな楽しみを作りながら過ごしていきたいね。