「ユーチューバーになるには?」。
船橋市では人気のユーチューバーを講師に招き、1月17日にオンラインで講座を開催しました。
動画は見るものから自己表現の手段へ
小学生憧れの職業にランクインし、すっかり認知されたユーチューバー。
関心の高まりから、自ら動画を作って公開したいという人も増えています。
そのニーズに応えようと、船橋市東部地区5公民館合同事業の一環として今回の講座が企画されました。
当初は東部公民館で行う予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の拡大でZoomを利用したオンライン上での開催となりました。
当日は小学生からシニアまで、抽選で選ばれた幅広い年齢層から約40人が参加。
画面を通じて講師のUZUMAXさんの話に聞き入っていました。
活躍の場が広がるユーチューバー
大手家電量販店で接客をしていたUZUMAXさんは、有名ユーチューバーHIKAKINさんに刺激を受け、動画投稿を開始。
カメラなどの商品を初心者に分かりやすく説明する番組が人気で、ほぼ毎日のように動画をアップしています。
講座の前半では、YouTubeで報酬が得られる仕組みなどについて説明。
5Gによる通信環境の拡充で動画ビジネスの可能性は広がり、ユーチューバーにとって追い風になるだろうと解説していました。
どう見せるかより何を見せるかが大事
▲「アクションカメラは自転車にも付けられるんだ」と愛車を持ち出して説明
後半は動画の撮影や編集に必要な機器を紹介しながら、参加者と質疑応答を行っていました。
「ゲーム動画を作るのにお薦めのアプリは?」「自分が料理を作る動画を上げたいが、撮影者は必要?」「字幕はどうやって入れるの?」など、参加者はそれぞれがチャレンジしたいことに合わせて意欲的に質問を重ねていました。
SNSへの向き合い方についてUZUMAXさんは「誹謗中傷をする人は必ずいるから相手にしないこと」「言葉遣いや個人情報の映り込みに注意し、トラブルが起きたらすぐ相談して」とアドバイス。
また、ユーチューバーを目指す子どもたちに向けて「動画投稿は何歳からでもできるが、大事なのはその中身。好きなジャンルを見つけて、視聴者に響く動画を作れる土台を作ってください」と語っていました。
◆ユーチューバーになるために必要なもの
Googleのアカウントを作り、ユーチューブにログイン
スマホ、一眼レフカメラ、ビデオカメラなど。UZUMAXさんのおすすめはミラーレスカメラ。その他ドローンやアクションカメラ(小型カメラ)などを活用すると多様な表現ができます。
スマホ、タブレット、パソコンなど
スマホとネット環境がそろっていれば初期費用ゼロ円で始められます。
船橋市東部公民館
問い合わせ/ 047-477-7171