【ミニマリスト阪口ゆうこコラム】
“持たない”暮らしで毎日笑顔vol39
~子どもに合った片付け方法~

前回、子どものおもちゃを買う場面の話をしましたが、

リビングやダイニングに散乱する大小さまざまなおもちゃに白旗をあげるご家庭はやっぱり多いです。

(おもちゃは放っておくと無尽蔵に増えていきます ※画像はイメージです)

 

もう10年も昔の話ではありますが、猛烈に悩んでいたのは私も同じ。

光るだけのおもちゃ、何か分からない折り紙の作品、限りなく殴り書きに近いお絵描きのメモ…….。

困り果てた私は、当時5歳と3歳のわが子に、

「よく遊ぶ小さなおもちゃはここに入れてね」と小さな箱を渡しました。

そして大きなおもちゃは子ども部屋へ、その箱に入る小さなおもちゃはリビングに置いてもいいというルールに。

 

さらに箱の中の見直し日は毎週土曜日に決めました。

NHKのアニメとアニメの間の数分をタイムリミットとした設定の激しい片付けです。

手順は、

①中身を全部出す

②要るものと要らないものを分ける

③要るものだけ箱に戻す

というシンプルさ。

なんでもかんでも放り込む大きな箱ではなく、小さな箱であれば、限度が分かりやすく、子どもが自然と片付け上手に。

この習慣は小学校中学年まで続き、彼らは今、自室の片付けと掃除を毎週末しています。

 

今思えば最初は紙袋で代用し、どれだけ子どもの謎のおもちゃが増えるかを観察、箱の大きさを検討してもいいと思います。

家庭によって環境も家族も違います、子どもに合った方法を探してくださいね。

(お菓子や日用品にも、家庭によってある、「ちょうどいい」大きさを見つけたいですね)