
歩いて健康に! 千葉でノルディック・ウォークに親しもう
ノルディック・ウォークとは、2本のポールを使って歩くフィンランド発祥のスポーツ。地域での普及に努める千葉県ノルディック・ウォーク連盟を取材しました。
▲体のバランスが良くなることで転倒予防にも(左が近藤さん)
公開 2021/07/06(最終更新 2021/07/05)

編集部 モティ
編集/ライター。千葉市生まれ、千葉市在住。甘い物とパンと漫画が大好き。土偶を愛でてます。私生活では5歳違いの姉妹育児に奮闘中。★Twitter★ https://twitter.com/NHeRl8rwLT1PRLB
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ノルディック・ウォークは、下半身だけでなく、上半身もしっかり動かすため、全身の筋肉のうち約90%を使うのが特徴。全身運動ながらも、ポールを地面に突きながら歩くので、腰や足、膝への負担は通常のウォーキングに比べて軽減されるといわれています。
体力向上やダイエットだけでなく、肩凝りが和らいだり、背筋が伸びたりとメリットも多く、年齢や性別、運動経験の有無を問わずに近年多くの人が取り組むスポーツです。
千葉県ノルディック・ウォーク連盟では、毎月第2火曜日に、「ノルディック・ウォーク体験会」を開催。所要時間は1時間30分ほど。
ポールを使ったストレッチからスタートし、千葉公園内のハス池の周りをぐるりと一周。中には高齢の人や車いすで参加する人もいて、それぞれ無理のないペースで運動を楽しんでいます。
ノルディック・ウォークを広めたい
同連盟の理事の一人で、千葉市花見川区で靴店を営む近藤博子さんは、シューフィッターやウォーキング指導員などの資格を持ち、足とウォーキングについて深い知識を持っています。
「当初は、お店を知ってもらうきっかけになれば、と思って資格を取得し、近所の人を対象にウォーキング教室を行っていました。ある時、参加者の一人がポールを持ってきて、『これってどう使うの?』と尋ねてきたんです」と振り返ります。
これを機にノルディック・ウォークに興味を持ち、都内で開かれた指導員講習会に参加。
「初めは手足の動かし方が難しかったんですが、コツをつかんだら楽しくて」とすっかりとりこに。ノルディック・ウォークの魅力をたくさんの人に知ってほしいと、地元で体験会を実施。さらなる普及を目指し、2年前に数人で連盟を立ち上げ、たくさんの人に歩く楽しさを伝えています。
▲ポールを使ったストレッチ
「体験会ではポールのレンタルもしているので初心者も安心です。本格的に始めたい、となったら道具選びのアドバイスもしています」と近藤さん。
「コロナ禍による外出自粛で、運動不足が気になる」という人は、一度参加してみてはいかがでしょうか。
ノルディック・ウォーク体験会
日時/毎月第2火曜(祝日は翌週開催)
午前10時~午前11時30分
会場/千葉公園(千葉市中央区弁天3-1-1)※公園内「蓮華亭」集合
参加費/500円(保険料込み)、レンタルポール代500円
持ち物/動きやすい服装、運動靴、タオル、飲み物、帽子、リュックまたはウエストバッグ
(ショルダーバッグ不可)
※当日午前7時時点で雨天の場合は中止
※要事前申込
申し込み/043-257-5450 千葉県ノルディック・ウォーク連盟事務局(ふじや靴店内)