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【埼玉県春日部市】懐かしの「うどん自動販売機」がやって来た!

かつてドライブインなどにあった、うどんの自動販売機を覚えているでしょうか。

もはや「絶滅」寸前のこのレトロな機械を根気よく探して見つけ出し、自身の店で「復活」させた伊勢英忠さん。

各地からマニアも足を運び、町の新たな名物になりそうです。

※この記事は2021年7月に作成しています

「日本に7台だけ」という説も

その自販機は、埼玉県春日部市、東武線「春日部駅」西口にあるラーメン店「豚が如く」も兼ねたユニークな多目的スペース「Kitchen shoku bar Village」に登場しました。

店長の伊勢さんは幼い頃、父親に連れられて食べた自販機のうどんの味が忘れられず、「いつか自分の店に置きたい」と願っていたといいます。

うどん 自動販売機.念願の機械を手に入れた伊勢さん
念願の機械を手に入れた伊勢さん

故郷・秋田で使われている自販機がテレビで紹介され、譲ってもらおうと試みましたが、その時は他にも希望者がいて実現しませんでした。

その後もSNSで情報を集めたところ、なんと隣町・越谷市内の空き商店にあると判明。

初めは所有者も不明でしたが、店舗のポストに手紙を入れるなど努力の末、連絡が取れました。

何度も直接会って交渉を重ねていた折、所有者が急逝。

店舗の土地が売却される時に遺族から機械を譲り受けました。

40年も前の機械で日本に7台しか残っていないという説もあり、メーカーも不明、説明書もありませんでした。

「専門の業者を探して修理して、なんとかお店に運びました」

うどん 自動販売機
店のムードにぴったり

半「手動」もご愛敬 県外から訪れる人も

うどんは1杯400円ですが、機械の構造上100円玉2枚しか入らないので残りは伊勢さんに手渡し。

本来は機械の中に数十食分セットされていますが、ここでは伊勢さんが食材を容器に入れて1食ずつセットします。

「自動販売機というより半分『手動販売機』です」と笑います。

うどん自動販売機

うどん自動販売機
内部の構造もレトロチック。機械任せではなく半「手動」

ふたを閉めるとランプが付いて、お湯が注がれ30秒ほどで完成。

北九州・小倉のだしを使った関西風に近い独特の味です。

うどん自動販売機
昔懐かしい味が評判

自販機愛好家たちが県内外から訪れ、「思い出話やレトロ自販機トークも楽しい」と伊勢さん。

コロナ以前は店でさまざまなイベントや企画を展開してきましたが、感染拡大後は客足がダウンし、一時は閉店も考えました。

最近では人の動きも少しずつ戻りつつあり、この自販機も注目の的。

春日部の新しい「名所」になるかもしれません。(取材・執筆/テツ)

Kitchen shoku bar Village

住所/埼玉県春日部市中央1-10-11

電話/ 080-4865-0954

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