憩いの場「みずき野ひろば」は昨年7月に守谷市の協力の下、住民が自ら、街の中心の集会所近くに開所しました。
さらに今年6月、隣接地を活用し、世代を超え多くの人が集い交流を図れる「芝生ひろば」の整備を行いました。

公開 2021/10/24(最終更新 2021/10/20)

市と連携し思いが実現
みずき野地区は、2008年にスーパーが撤退。
そのため、「地区内にスーパーと、誰でも集まり会話できる場所を」と住民から声が上がりました。
そこで、住民が安全・安心して住み続けられる街づくりを目指す団体、みずき野地区まちづくり協議会(以下まち協)が主体となって守谷市に協力を仰ぎ、昨年7月、住民自らの手で旧銀行店舗を改装し、念願の物販とカフェを併設した「みずき野ひろば」を開所しました。
その後さらに「みずき野ひろば」隣接地を交流スペースとして有効利用できないか、まち協役員会で討議。
昨秋、守谷市に提案すると快く賛同を得られ、今年4月に正式承認され実施となりました。
整備には守谷市連携の下、整地会社や植栽提供会社の適切な指導もあり、順調に進められました。
事業者による整地後、6月16日に、区画の境界線につつじを植栽、6月30日には、芝張りをし、「芝生ひろば」が完成。

両日、作業には、関係者の他、町内住民ボランティア約50人が参加し、汗を流しました。
芝張り後7月から、まち協メンバーが水やりを行い、9月からは定期的に芝刈りをしています。

老若男女参加型の多目的交流イベント
まち協会長の山下さんは、「今後も芝生ひろばを大いに活用しつつ、健康フェスタや家族で町内を回るウオーキング大会など、誰でも参加でき、町内の皆さんが顔見知りや友達になれる楽しいイベントを進めていこうと考えています」と話します。
また、守谷市のシェアハウス事業(空き家を借り上げ、市外在住の学生を住まわせ、地域活動に参加してもらい、地域活性化を図る)で、みずき野地区に住む大学生たちが、老若男女参加型の新スポーツを提案する予定なので楽しみです。

10月には、「芝生ひろば」に特設ステージを設置し、まち協とみずき野町内会との合同で、「秋を楽しむ会&敬老行事」の音楽祭を開催。
和楽器の三味線や和太鼓を始め、洋楽のバイオリン演奏などプロの演奏も聴けました。(取材・執筆/えこ)
住所/茨城県守谷市みずき野5-3-1
電話/ 090-4959-4835 (山下)