流山で活動するオカリナサークル「カンタービレ流山」が発足10周年を迎え、11月20日(土)、スターツおおたかの森ホールで記念コンサートを開催します。

公開 2021/11/16(最終更新 2021/11/15)

「踊りあかそう」など15曲を演奏
コンサートでは男性5人、女性18人の計23人の会員が、ピアノの伴奏に乗って「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」など11曲を演奏。
さらに、男性中心の6人グループ「オールブラックス」と、女性グループ「なでしこ」に分かれ、2曲ずつ披露します。
小林幸子さんや五木ひろしさんの舞台もサポートする継田和広さんによるパーカッションや、カンタービレ流山を指導するプロのオカリナ奏者・山田恭弘さんによるミニ演奏コーナーにも注目です。
代表の宇佐見達行さんは、「息の強さや速さ、楽器の温まり方で音の高さが半音は変わってしまうのがオカリナの難しさと魅力。山田先生が言う『曲の表現している情景を思い浮かべて演奏』を心掛け、全員の音を合わせていきたい」と話します。

情景を思い浮かべ歌うように奏でる
カンタービレ流山は、流山市生涯学習センターで開催された「オカリナ講座」をきっかけに2010年4月に発足。
毎週土曜日の午前9時から正午まで野々下福祉会館などで練習を重ねてきました。
昨年10周年を迎え、記念コンサートを計画しましたが、コロナ禍により延期に。
1年遅れのリベンジ公演は、家族や地域への感謝を込めます。
また、赤い羽根共同募金のチャリティー企画として、会場に募金箱を設置します。
実は流山は毎年オカリナフェスティバルが開催されるなど、オカリナが盛んな街。
カンタービレ流山も毎回出演してきましたが、単独のコンサートは今回が初となります。
宇佐見さんは「音楽は中学卒業からは触れていない人がほとんどで、当初は新しい楽譜をもらっても「ド」「ミ」と、音を振るのが精いっぱいでした。よくぞここまで」と感慨深げに話します。
「カンタービレ」はイタリア語で「歌うように」という意味。
オカリナの優しい音色に癒やされに行ってみては。(取材・執筆/琉)
オカリナサークル「カンタービレ流山」10周年記念コンサート
日時/11月20日(土)午後1時~午後3時(午後0時30分開場)
場所/スターツおおたかの森ホール
住所/千葉県流山市おおたかの森北1-2-1
定員/500人 ※申込不要
料金/無料
問い合わせ/ 090-9835-4847 宇佐見