今年夏の全国高等学校総合体育大会の走高跳で、八千代松陰高校2年のチュクネレ・ジョエル優人さんが2m12cmの記録で優勝しました。指導する同校教諭海鋒佳輝さんも実は32年前の同種目の優勝者。師弟で記録更新に取り組んでいます。
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公開 2021/11/21(最終更新 2024/03/16)

ソバ
大手新聞社の記者を続け、定年延長も終わったので、地域の話題を取材したいと、地域新聞様にお世話になっています。明るく、楽しく、為になる話題を少しでも分りやすく紹介したいとネタ探しの日々です。子どもの頃から麺類が好きなのでペンネームにしました。
記事一覧へ高い記録に挑戦するのが楽しい
「今年は目標とする高さには届かなかったが、来年のこの大会で海鋒先生の持つ大会記録2m20㎝以上をクリアし、大会記録を更新して優勝したい」と話す優人さん。
小学校で陸上競技部に入り、大会の走高跳で優勝し、中学から走高跳を専門に取り組んでいます。
現在、身長185㎝、体重64㎏ 。
「高い記録に挑戦することが楽しい」と積極的に打ち込んでいます。

師匠の背中を追い五輪を目指す
「練習は日曜日だけお休みで、あとは毎日やっています。朝練を約1時間、放課後の練習は2、3時間です。時間はあまり気にしていません。部活をしている時が一番楽しいです」と話すほど。
走高跳のどんなところが、それほどまで優人さんを魅了するのか聞いてみると、「どんなに調子が良い時にでも、最後はバーを落として終わるところです。つまり100点がない。そこが一番面白いところだと思っています」と教えてくれました。
また、優人さんの記録更新を目指し指導する海鋒教諭について優人さんは、「話が簡潔で、試合前には生徒がやる気になるような話をしてくれるところを尊敬しています」。

この海鋒教諭も華々しい陸上競技歴を持ちます。
八千代松陰高校3年時の1989(平成元)年、同大会で2m20㎝の大会タイ記録で優勝しました。
この記録は1987年の大会でも記録されており、現在も残る最古の大会記録であります。
優人さんの当面の目標はこの2m20㎝を超えること。
「早めに超えて、さらに高く跳びたい」と目を輝かせます。
目標はオリンピック出場。
「やるからには狙いたい。頑張ります」と意気軒昂です。
