
船橋商工会議所青年部の対外交流委員会では、船橋市と姉妹都市オーデンセ市(デンマーク王国)との友好をイメージした友好ビール「Andersen Beer」を醸造しました。
公開 2021/12/22(最終更新 2021/12/21)

編集部 R
「ちいき新聞」編集部所属の編集。人生の大部分は千葉県在住(時々関西)。おとなしく穏やかに見られがちだが、プロ野球シーズンは黄色、Bリーグ開催中は赤に身を包み、一年中何かしらと戦い続けている。
記事一覧へ童話作家アンデルセンの故郷は船橋市の姉妹都市
オーデンセはデンマーク王国第三の都市。
1984年、当時のオーデンセ市長一行が自治体のコンピューター利用の視察で船橋市を訪れたことがきっかけで、両市の交流が始まりました。
89年には姉妹都市提携を締結。
これにより「ふなばしアンデルセン公園」を開園、その他、文化・スポーツ団体を派遣し合うなど、各分野で親交を深めてきました。
都市提携30周年となる2019年、船橋商工会議所青年部では両市の友好関係を市民に広く知ってもらおうと、友好ビール「Andersen Beer」の制作を企画。
船橋ビール醸造所で醸造を行い、完成させました。

今後の商品化実現に向けて活動中
試飲した人に感想を聞くと「甘くフルーティーな香りがするけれど、飲んでみると甘さはなく、スパイシーで飲みやすい」とのことです。
爽やかな香りの由来は原材料に配合したエルダーフラワー。
北欧の夏を告げる花で、そのシロップを炭酸水で割ったドリンクがデンマーク王国で親しまれています。

ラベルにはアンデルセン公園の象徴である風車を配し、味を表現するため色合いにもこだわりました。
当初はイベントなどでのお披露目を予定していましたが、コロナ禍で断念。
そこで2021年12月、まずは船橋と習志野の商工会議所で会員対象に限定セットを販売しました。

先日はデンマーク王国大使館に伺い、完成したビールを試飲していただきました。
船橋商工会議所青年部では今後の商品化に向けて弾みをつけようと、一般向けお試し販売の機会を設ける予定です。
まずは12月25日、1日限りですが、ふなばしアンデルセン公園のコミュニティセンター内で限定200本を販売(1本330㎖/660円)。
午前9時から販売を開始、なくなり次第終了です。
船橋商工会議所青年部
TEL:090(3067)9130 対外交流委員会・岩井
TEL:047(435)8211 事務局・小石