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千葉のユニーク自販機【第2弾】マカロン、ホンビノス貝、小松菜ラーメンにパクチー!?

24時間いつでも好きなときにお買い物できる自動販売機。特に新型コロナウイルス流行以降は「非接触」という点でも注目されています。

千葉県内でも、ユニークな自販機が増えつつあるのをご存じですか?

今回は、最近オープンした4つの珍しい自販機をご紹介します!

 

\動画でも紹介中!/

目の前の畑から直送!
小松菜&小松菜ラーメンの自動販売機
(西船橋/ひらの農園)

西船橋のひらの農園では、西船橋ブランドの小松菜を中心に、新鮮な野菜が購入できる自動販売機を2020年の春に設置。
中でも注目は、小松菜パウダーを練り込んだ「小松菜ラーメン(スープ付き)」。2食入りで350円というお手頃価格にも驚きです。

西船橋駅近くにある小松菜の自販機

▲お城風のデザインの自販機に野菜がズラリ!

 

「野菜は、畑で直売もしていたんだけど、作業の手を止めて販売するのが大変になってきて…。もともとお付き合いのあったダシの自販機『だし職人』の運営元に相談したところ、野菜も自動販売機で売れそうだからデモ機で試してみよう、となったのがきっかけです」と代表の平野代一さん。

軽いノリで始めた自販機でしたが、その後すぐに新型コロナウイルス感染症が流行。非接触型の販売という点で注目を浴びるようになりました。
本格的にスタートするにあたり、デモ機に代わってお城をイメージしたデザインの自販機を2台導入。
1台は西船橋駅南口からすぐの農園に、もう1台は平野さんのご自宅近く(西船二丁目)に設置されています。

自販機には、年間を通じて季節の野菜が並びますが、小松菜と小松菜ラーメンは一年を通じて購入できます。
何が登場するのかはその日のお楽しみ。「サラダかぶ」など、珍しい野菜が並ぶこともあるのだとか。

取材に伺った日のラインナップは、平野さんらが丹精込めて作った小松菜と枝豆に加え、船橋にも事業所を持つ「ビヨンドファーム」が障害者作業所で生産しているトマトとにんにくなど。

旬の野菜が自販機で手に入る

▲色とりどりの野菜が並ぶとそれだけでワクワク!

 

自然由来の肥料にこだわった平野さんの小松菜は、味の良さに定評あり。
小松菜といえばスーパーなどでも求めやすい野菜ですが、「自販機で小松菜が売り切れていると『平野さんの小松菜が売ってないと困る!』という電話がかかってきちゃうんだよ」と笑います。

そんな小松菜のおいしさを閉じ込めたのが10年以上のロングセラー商品「小松菜ラーメン」。
塩味のスープベースも添付してあるので、麺をゆでるだけと調理も手間いらず! そのまま食べてももちろんおいしいのですが、キムチをトッピングしたり、添付のスープを好みのだしで割ったりして、アレンジするのもおすすめ。

小松菜ラーメンのトッピングに小松菜を

▲トマトと小松菜をラーメンのトッピングに

 

「小松菜は炒めて、トマトは湯むきにしてラーメンに乗せてもいいね」と平野さんが話すように、ラーメンのトッピングも一緒に購入できるのが何よりうれしいポイント!

なお「小松菜ラーメン」を常時販売している場所はひらの農園の2台の自販機のみ。
緑が鮮やかな麺は、検見川の藤代製麺に製造を委託しています。最近では売れ行きも好調で、補充してもすぐに売り切れてしまうことが増えてきたそうなので、見かけたらぜひゲットしてください!

平野農園の平野さん

▲お城のデザインの自販機に「城主になったよ~ってジョークを言うのが定番です」と平野さん

 

ひらの農園西船橋駅南口農場
住所/千葉県船橋市山野町93-1
電話番号/090(3576)7148

江戸前の恵みをいつでも気軽に
ホンビノス貝の自動販売機
(船橋/かねはち水産)

昭和51年の創業以来、アサリやアオヤギなどの二枚貝の出荷を行うかねはち水産。船橋の新たな名物として定着しつつあるホンビノス貝も主力商品の一つです。

2020年12月末、そんな同社の事務所の目の前に登場したのが、なんとホンビノス貝の自動販売機!

船橋港から至近のホンビノス貝の自販機!

▲「貝買えます」のインパクト!

 

「西船橋のひらの農園の平野さんが、2020年夏に自動販売機で野菜を売り始めたのを見て、『おもしろそう!』と思ったのが自動販売機を始めたきっかけです。平野さんとは10年来の友人なんですよ」と代表取締役の内海金太郎さん。
平野さんから自動販売機の仕組みを教えてもらって、「これなら貝でもいける!」と考え、早速導入しました。

ホンビノス貝のサイズが選べるのがうれしい

▲「多くの人に知ってもらえる機会が増えれば」と数ある貝の中でもホンビノス貝をチョイス。

 

自動販売機のラインナップは、ホンビノス貝が「ミニ(10玉500円/20玉900円)」「中(5玉500円/10玉900円)」「メガ(2玉400円)」の5種類。
Kg単位だとなかなか量がイメージできませんが、個数で示してもらえると家族構成から必要な量を考えやすくていいですね!
ちなみに「玉」とは、内海さん独自の貝の個数の数え方だそう。

 

船橋が誇る新名物ホンビノス貝

▲「貝って個より、玉って感じじゃない?」とは内海さん談。なんか分かります!

 

同じホンビノス貝でも大きさはさまざまで、楽しみ方もいろいろ。それぞれ、おすすめの食べ方を教えていただきました。

「まず『メガ』は、酒蒸しまたは網焼きにすると見栄えもしていいですね。ホンビノス貝の身は食べ応えがあるので、適度な大きさに切り分けてから食べるのがおすすめ。
細かく刻んで、カレーやクラムチャウダーに入れても存在感があります。
『中』も酒蒸しや網焼きで。ビッグよりも小ぶりな分、火の通りも早いです。
『ミニ』は、おつゆに入れたり、パスタに入れてボンゴレビアンコ風にしても。冬なら、殻ごとお鍋に入れると、だしも出ておいしいですよ」

また、どのサイズにも言えるのですが、ホンビノス貝はもともとの塩味が強いので、味付けはレモンをちょっと絞るだけでさっぱりと食べられます。
ただし、表面などに砂がたまっている場合があるので、調理前はお米を研ぐように、殻どうしをこすり合わせて水道水でよく洗いましょう。

自動販売機の立地は、船橋漁港のすぐ近く。「だいたい市場に出荷するのと同じくらいのタイミングで自動販売機に入れるので、スーパーなどで購入するよりは、鮮度が高いんじゃないかな」と内海さん。江戸前で水揚げされた自慢のホンビノス貝を、ボタン一つで気軽に買えるのはうれしい!

とはいっても、売れ行きの状況により入荷日はまちまち。自動販売機にはきちんと入荷日が記載されているので安心です。
購入してからお早目にお召し上がりを。遠方から買いに来られる方は保冷バッグを用意すると、暑い季節も安心です。

かねはち水産の内海さん

▲「ホンビノス貝のつくだ煮や、ひらの農園とのコラボ品・小松菜と熏製海老を使用したガランティーヌ『船橋UFO』&小松菜とホンビノス貝を使用したソーセージ『船橋ロケット』もおすすめです」と内海さん。

 

かねはち水産
住所/千葉県船橋市湊町1-12-12
電話番号/047(433)2501
HP/https://www.kanehachi-suisan.com/

加工品もいろいろ!
パクチーの自動販売機
(八千代/パクチーシスターズ)

全国でも珍しい、パクチー専門の農家「パクチーシスターズ」。以前、「チイコミ!」でも代表の立川あゆみさんをご紹介しましたが、2021年3月に自動販売機の設置をスタートしたと聞き、改めて取材してきました!

以前の記事はこちら▼
八千代市初のパクチー生産者PAKUCI SISTERS 立川あゆみさん
https://chiicomi.com/press/124906/

自販機があるのは、なんともかわいらしい直売所の前。

パクチーグリーンが目を引くパクチーの自販機

▲真っ白な建物にパクチーグリーンが映える!

 

「もともと飲食店をメインにパクチーを卸していましたが、新型コロナウイルス流行の影響で、直接消費者に届ける必要性を感じました」と立川さん。
2020年9月、多くの人に採れたてのパクチーを届けるため、ご実家の持ち物だった建物をDIYで改装し、直売所をオープンしました。
ここでは、フレッシュパクチーの他、パクチーの加工品やオリジナルグッズを販売し、好評を集めています。
ただ、立川さんは平日はほぼ1日畑にいるため、直売所の営業は毎週日曜のみ。いつでも欲しいときに、お客さんに買いに来てもらうには…と考えて、自販機の導入を決めたそうです。

当初、小松菜の「ひらの農園」さんと同じタイプの自販機で検討していましたが、長さのあるパクチーは、通常の自販機には入らない!
あれこれ探して、現在のタイプの自販機にたどり着きました。

パクチーの自販機は数字を入力して購入

▲数字を入力して購入するタイプ。「今のところパクチーが入る自販機はこのタイプだけ!」と立川さん。

 

自販機での一番人気はやっぱりフレッシュパクチー。
「パクチーって、どこのスーパーでも売っている野菜ではないので、『ここに来れば必ず手に入る』という点で喜ばれています。ちょうど先日も、自販機でパクチーを購入いただいた年配の方に『こんな便利なものを置いてくれてありがとう!』って声を掛けてもらえて、めちゃくちゃうれしかったです!」

その他にも、パクチーペースト(ベーシック/チーズレス)、ドライパクチー、パクチークッキーなどのお菓子やパクチーパン(日曜限定)が並びます。

なんとなくクセのあるイメージが強いパクチー。こんなにもたくさんの商品が展開できるなんて驚きです!
「フレッシュで提供するパクチーは、ブランドの顔なので味や形を厳選しています。その一方でやはりフードロス問題は深刻なので、無駄にしないように加工品を作ろうと考えたのがきっかけでした」

そうして生まれたのが看板商品の一つ「パクチーペースト」。
採れたその日にペーストにしているので、新鮮な香りが楽しめるのが特徴です。バゲットやクラッカーに付けたり、肉や魚のソースにしても。また、レギュラーの他、チーズ不使用のチーズレスもあり、こちらはより一層パクチーの風味が広がります。

パクチーペースト、パクチーグラノーラ、パクチーのスノーボールとラインナップいろいろ

▲左から、パクチーグラノーラ550円、パクチーペースト(レギュラー)1300円、スノーボール400円

 

ドライパクチーは、「日持ちがするので、ご家庭でも常備しやすいと思って」と、やはりフードロスの観点から誕生しました。そのまま、カレーやパスタにかけるのはもちろん、ドライパクチーができたことで、白井市のベーカリーハイジとのコラボ品「パクチーパン」、山武郡のナミキアイス工房とコラボ品「パクチーアイス」など、県内のお店とのコラボ品が続々!

現在進行形で、さまざまな商品開発に取り組んでおり、近々冷凍品を販売できる自販機の導入も予定しているとのこと。
「パクチーというコンテンツで、地域を活性化するのが目標。海や山に出掛ける感覚で遊びに来てもらえる場所にしたい」と意気込む立川さん。
パクチーの可能性をどこまでも感じさせてくれるパクチーシスターズから、これからも目が離せません!

パクチーシスターズの立川あゆみさん

▲オリジナルのTシャツを着た立川さん

 

パクチーシスターズ
住所/千葉県八千代市大和田新田885-5
※駐車場は直売所裏のアパートの23番・24番を使用のこと
HP/https://www.pakucisisters.com/
instagram https://www.instagram.com/pakucisisters/?hl=ja

「かわいい」が凝縮された
マカロンの自動販売機
(四街道/NOCObonbon)

四街道の住宅街にあるマカロン専門店NOCObonbon。小ぢんまりとした店内で作られるカラフルなマカロンが、地元住民を中心に評判を呼んでいます。

こちらにあるのはもちろん、マカロンの自動販売機。

マカロン自販機はテレビなどでも話題に

▲遠くからでも目を引く、ピンクにラッピングされた自販機。かわいい!

 

自動販売機の設置は、2020年2月のこと。
オーナーはもともとマカロンが大好きで、「マカロンをもっと身近にしたい」との思いで、2019年にマカロン専門店をオープン。だんだんとお客さんも増えるにつれて、うれしいけど人手が足りない…と悩んでいました。
そんなとき、当時小2だった娘さんから、「おかしやアイスの自販機があるなら、マカロンも自販機で売ればいいんじゃない?」というアイデアが飛び出しました。

時間も曜日も関係なく、思い立ったらいつでも購入できる自販機は、「マカロンを身近に」というオーナーの思いにも合致。
いろいろ調べてみると、ジュースの自動販売機をそのまま使えそうということが分かりました。

マカロン自販機のマカロンは異なる種類の2個入り

▲異なる味のマカロンのペアで2個入り。どれもおいしそうで迷う!

 

ただ、マカロンは崩れやすくデリケートなお菓子。
取り出し口まで落ちてくる間に割れてしまわないよう、容器に工夫が必要でした。ある程度重さがないと途中で止まってしまうため、容器は重さもあり、中身を守ってくれるガラス瓶に決定。

実は、NOCObonbonのマカロンは大きめサイズなのが特徴。生地にサンドされたチョコガナッシュもたっぷりで、「1つでも満足感がある!」と人気なのです。

そんな大ぶりなマカロンがきちんとおさまる運命の瓶を求めて、何種類もの容器を取り寄せたそうです。
その甲斐あって、現在使用している瓶は気持ちいいほどジャストサイズ!

https://chiicomi.com/wp-content/uploads/2019/02/b5549753e98c1adcd478253081755d0f.jpg

▲大きなマカロンがぴったり。メレンゲ菓子(奥)は見た目も味もバッチリで贈り物にもおすすめ

 

自販機には店内では販売していない優しい甘さの「メレンゲ菓子」や、マカロンの生地をサクサクに焼き上げた「マカロンラスク」、さらに、卵白の代わりにひよこ豆の煮汁を使用した「ヴィーガンマカロンラスク」なども。

自販機のみで販売されている焼菓子は「お店でマカロンを購入された後に「自動販売機でも買いたい!」とリクエストするお子さんにもぴったり。

小学生の待ち合わせ場所になったり、大学の自転車サークルが周回ルートに組み込んだり…。各種メディアでも取り上げられ、ちょっとした観光名所のようになりつつある、マカロン自販機。
7月2日にはアリオ蘇我内に2台目が設置されたそうなのでそちらも注目を!

マカロン自販機はすべてワンコイン▲マカロンは1瓶2個入り550円

 

NOCObonbon
住所/千葉県千葉市稲毛区小深町280-65
電話番号/080(9340)7033(※店舗は日・月・木が休業)
HP/https://nocobonbon.com/

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この記事を書いた人

編集部 テラモト

WEB編集者。千葉市生まれ、千葉市在住のアラフォー。編集プロダクションなどを経て「ちいき新聞」編集部へ。甘いものとパンと漫画が大好き。私生活では5歳違いの姉妹育児に奮闘中。★Twitter★ https://twitter.com/NHeRl8rwLT1PRLB

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